報恩講を終えて ② 前住年忌法要

色づく境内

 

 

先日の台風21号も各地で被害が出ましたが、15号・19号の被害も甚大なものとなりました。すべての災害に遭った方に心よりお見舞い申し上げます。特に千葉県では、再三にわたっての災害で、どれだけ河川の氾濫があったか数えきれないほどです。どれだけ災害に備えていてもそれを上回る突発的な事態には、どうすることも出来ない事があるのでしょう。被災された皆様の安全と安心が一日でも早く確保されます事を念願いたします。

 

さて、28日は前住職三十三回忌の年忌法要が行われました。報恩講は29日30日の二日間となりました。前住職石堂廓悟師は、昭和62年8月に46歳でご往生されました。22歳の若さで住職を継承し、お念仏相続の道を歩みつつ門徒教化に尽力されました。五人の女子を育て、地域や学校などの公職を歴任し、全力ではしり抜かれた24年間だったのでしょう。そのご苦労は、想像することも出来ません。

ご往生されてから33年目になりますが、そのご苦労があってからの現在の眞願寺であると思いを寄せつつ、ご法要を門信徒皆様とご一緒に準備をさせていただきました。

正午を過ぎるとご出勤されるご法中がこられ、法要の準備に入られます。この法要も雅楽の演奏をお願いしました。法要15分前、法中控室でご挨拶と差定の説明がありました。ご本堂では司会の木村総代より法要の説明です。

 

 

いよいよ13時30分行事鐘が鳴り、雅楽の演奏と共に内陣にご出勤です。御導師は相焼香の厚別安楽寺御住職横湯誓之師にお願い申し上げました。御法中最後に出勤され登礼盤され、ご一緒に合掌礼拝しご法要の趣旨を導師が朗々と述べられ、「観無量寿経」を皆さんとご一緒にお勤めし、皆さんにお焼香をいただきましました。

 

 

 

 

向かって右余間の御忌前にご移動、あらためて御焼香。偈文のお勤めをいただきました。

ご法要も終わり、御礼言上を院内を代表し住職より申し上げました。先ずは素晴らしいご法要を頂き、声明荘厳くださったことに心より感謝申し上げました。そして前住職のご遺徳を聞き、法灯を受け継いでくださったご苦労にふれ、今この素晴らしい環境の中でお念仏申し聴聞できることを、門信徒皆さんと共に感無量の中で喜び、心より感謝もうしあげました。しかしながら、この法要までは責任役員として頑張ると30年以上ご尽力頂いた髙間專造様が今年5月にご往生されたことは、院内ではとても寂しく辛いことでした。その後、安孫子建雄氏が責任役員を受けてくださり、この法要を迎えることが出来たことはとても有り難いことで、明日からの報恩講も院内一丸となって、お勤めさせて頂きますと申し上げました。

 

法要にご参拝いただいた御親戚・門信徒・有縁の皆様に御礼と、法要の記念に別誂えした「焼香ぼん」は御忌前の打敷模様を写して作ったことを説明しました。その記念品を皆さんに長男廓成と長女礼華より皆さんにお渡し致しました。

 

引き続きご法話は増毛町西暁寺御住職藤順生師です。年忌法要がある報恩講には藤先生に必ずお願いしています。この三十三回忌も前住職を偲びつつ、観無量寿経に出てくる「廓悟」という言葉の意味や、年忌法要の大切さをお話しいただきました。

 

午後4時には法要が終わり、明日からの報恩講の準備が始まりました。いよいよ報恩講です。

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