報恩講を終えて ①

投稿日:2019年10月25日

10月1日に衣替えをした時は冬物の衣があつく感じましたが、今ではストーブをたく日が出てきました。空には白鳥の群れが編隊をくんで飛来し、木々の葉は色づき散り始めています。季節が移り変わる中、いのちのいとなみを感じる今日です。

さて、今年もお陰様で親鸞聖人報恩講を9月28日より30日(三日間)修行することが出来ました。感謝と反省をふまえながら、ご報告申し上げます。

今年は9月の後半お葬式も少なかったので、前日の27日迄に結構準備ができました。お供物の準備作業や打敷などは26日には出来ていました。特に仏花は中尊前(中央)と今年は前住職三十三回忌の法要が初日にあるため、御忌前の二対も26日に生け終わりました。

27日は御荘厳をすべて整え、当日配布するリーフレットや法要の打ち合わせ、控室の準備など、詳細にわたって夜九時頃ようやく整いました。

 

また、恒例になりましたが、公立の江別高校華道部が今年も報恩講中に華展をしてくださることになり、27日生徒さんと顧問の高橋君子先生もご一緒に生け込みをしてくださいました。

 

 

 

 

 

 

 

きちんとご挨拶をいただき、法要に花を添えてくださいました。皆さんありがとうございます。夕刻には長男の廓成が大坂より帰省し、彼岸前に帰ってきていた長女礼華とともに久しぶり家族そろって報恩講をお迎えすることになりました。準備整ったご本堂で静かに手を合わせました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

28日当日は朝から天気にも恵まれて、ご奉仕の皆さんも朝9時より幕・提灯・旗・看板・参詣者用椅子そして清掃と、約1時間半のご奉仕でした。厨房では婦人会はじめ地域の方も加わり、仕込み作業と昼食の準備に入りました。ご自身の畑でとれた野菜などを持ち寄っていただき、笑顔こぼれる中でテキパキとご奉仕していただきました。

午前11時。役員皆さんは早めに昼食をとっていただき、お出迎えとなります。いよいよご本堂の御扉が開きます。

 

 

 

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