月別アーカイブ: 7月 2015

住職講座~おつとめと作法について~

御霊前?祭壇・告別式?ご冥福?・・・7月16日、この日の御命日法座は先月と同様、住職講座として行われました。午後1時には、60名以上の方々がご本堂に集われました。私も御堂に行き参拝者の方がいつもの16日より多いのにびっくりしながら、又責任を感じつつ、講座に入らさせて頂きました。

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毎月の16日であれば、先ずはお勤めなのですが、この日は住職講座ということでお勤めの練習もするので、最後にして先ずは講座よりはじめました。お配りした資料は通夜や葬儀の時に、司会者に読んでいただく文章を独自で作っていますが、その裏紙に「司会者の注意点」として司会進行される方に注意いただきたいことを表にして掲載してありますが、それを配りました。

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そこには「不適切な語句」と「適切な語句」が比べられるようにしてあり、例えば

不適切「御霊前」  適切「御仏前」「御尊前」「御忌前」

不適切「祭壇」  適切 「荘厳壇」「式壇」

不適切「告別式」 適切「葬儀」

不適切「冥福を祈る」 適切「追悼の意を表す」 などなど他多数

DSCF7726これらが何故不適切であるのか。そして何故そのような表現をするのかなど、一通りの説明をさせていただきました。

葬儀・法事などに行く場合の心づもりとしてのマナーや御仏前・供物・供花の供え方(仏壇前の置き方・お飾りの仕方)、そしてお焼香の作法とその意味など、皆さんと一緒に勉強させていただきました。また、弔辞を読んだら御尊前にどちらに向けて置くのか?弔電を披露した後、御霊前にご奉奠するというが、その必要があるのか?など一緒に考えさせていただきました。一般仏教で正しいとされる作法(HPなどで示されている)は、浄土真宗では間違っていることが多いようです。

DSCF7734こうして学んでみると皆さん、けっこう気づかずにしていたことや使っていた言葉もあったようです。そして、僧侶の側からはとても申し上げにくい事ではありましたが、けっこうあることなので、葬儀・法事・月忌などでの「お布施の渡し方」についてもお話させていただきました。

一通りのお話をして質問をうけ、実際にお焼香の実演とその意味を話し終えると、けっこういい時間になりました。その後少ない時間でしたが「正信偈草譜」を皆さんご一緒に大きな声を出していただき、おつとめの練習をさせていただきました。ひと休みして親鸞聖人御命日のお勤めをご一緒にさせていただきました。素晴らしいお勤めの声が御堂に響きわたっていました。

DSCF6913_edited-1近年、葬儀はもとより法事でも、業者さんがすべてを取り仕切られ、会場も斎場や会館・ホテル・お店などの場合が多くなってきました。そして個人的な葬儀(家族葬・直葬)や法事(家族だけで)も年々多くなってきています。昔は隣近所の方々や関係者が集い、葬儀委員会を形成し委員長が遺族の思いや寺院の指導のもと、受付会計業務から司会・総務・接待・厨房までその式を取り仕切ったものです。そして会場はほとんどがお寺か地域の自治会館などでした。そのご苦労が街の活性化と親睦にも繋がり、ご近所のお付き合いを大事にしてきたものです。そういった文化もここ10年、15年で急速になくなりました。(左の写真は眞願寺本堂での葬儀荘厳)

DSCF7746業者さんに任せることは悪いことではないのでしょうけれど、あまりにも大切な事がうすれてしまい、何の為の儀式なのか、そして各宗派の特色もほとんど無いお飾りが多くなり、それぞれの教えを基本とした儀式がなされなくなっているのが現状だと思います。

そこにはきちんと儀式儀礼の作法と意味を伝えてこなかった、我々僧侶に大きな責任があると思います。そこさえ先ずは私が学びを深め、門信徒の皆様とご一緒に、大切な事を後世に伝えていく責務を痛感しつつ、是非またこのような機会を企画したいと思いました。 今年の6月に行われた眞願寺本堂での葬儀

第貳納骨堂に30基増設

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眞願寺の納骨堂は平成6年本堂を建設時に第壱納骨堂も完成しました。しかし、多くの方にご利用いただき、開教125周年記念事業として合同納骨所「一處廟」そして第貳第参納骨堂を新たに建設しました。(第参納骨堂は現在使用していません)

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012_5138 特に「一處廟」は多くの方より喜んでいただき、生前からの申し込みや、第壱納骨堂・第貳納骨堂、そして墓地からの改葬される方も出てきました。その中で第貳納骨堂に新たに新設した納骨壇F段をご希望される方が大変多く、昨年完売となりましたので、この度、その第貳納骨堂に増設予定であったスペースに、F段30基を増設しましたのでここにお知らせします。

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F段 冥加金80万円 管理費 3000円(年)

寸法  高さ190㎝×幅40㎝×奥行50㎝ お骨収蔵数 八寸箱×3個(壺×6)

ご本尊・仏具一式・過去帳は備えてあります

DSCF7674又、A段・B段・D段・E段(下)もそれぞれ空きがございます。合同納骨所「一處廟」も申し込み可能です。施設見学やご相談も随時受け付けていますので、どうぞお越し下さい。(尚、宗教法人眞願寺の納骨堂は浄土真宗本願寺派眞願DSCF6782寺の門徒方にのみお使いいただいています。)パンフレットもございますので、ご覧下さい。’(お越しの際はお電話いただけるとありがたく存じます℡ 011-382-3125)

詳しくはこちらへ

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安全保障関連法案に思う

日本は過去の大きな過ちと反省によって、憲法9条「戦争放棄」が制定され、平和な70年を過ごしてきました。しかしこの度の安全保障関連法案の採決は、その憲法を無視し、「戦争を放棄する国」から「戦争をする可能性がある国」へと変えていくことでしょう。中でも集団的自衛権の行使を容認することは、日本人が国外で人を殺し殺されるという事態が起こり得る可能性があり、戦争放棄を捨て去ることになります。

昨日の国会での強行採決は未来を踏みにじり、人のいのちを奪 い取っていくことに直結する行為であり、一国民として、又仏教徒として、私はとてもとても受け入れる思いになれないのが今日の思いです。もし、このような法案をあげるのであれば、国民に憲法改正を提案し、その上で国会で議論するべきだと思います。

法句経には「己が身にひきくらべて、殺してはならぬ。殺さしめてはならぬ。」とあります。暴力によって殺される側に自分の身を置いてみなさいということです。殺されるいのちの恐怖や苦しみを、自分自身の恐怖や苦しみとして感じ受けとめるなら、殺す側に立つことはありえません。国家や集団が、戦争やテロのような暴力を行使して人を殺すとき、必ず何らかの「正義」の名のもとに自らの行為を正当化しますが、そこには暴力を受けるひとつひとつの生命に「己が身をひきくらべる」思いが欠けています。殺される生命の苦しみや痛みを思い、共感することが、非暴力・不殺生という生き方を貫くための鍵になるのです。(大谷大学HPより掲載)

戦争は最大の暴力であり、あらゆる人々に犠牲を強いる愚行そのものであります。いかなる理由であれ、自己を正当化して、かけがえのない「いのち」を武力で奪いとることは、何人にも絶対に許されることではありません。

江別市市議会においても「安全保障関連法案の徹底審議と国民 への充分な説明責任を果たし、拙速に 成立をさせないことを求める意見書」の 提出について、戦争につながる安全保障関連2法案 (国際平和支援法、平和安全法制整備 法案)の廃案を求める意見書採択につ いて、戦争法案に反対する意見書を国に提 出することを求めることについて、それぞれ議案にあがったようですが、可否同数のため議長決裁で不採択となったことは、とても残念なことと思います。

壮年会主催家族親睦BBQ

DSCF75797月11日いいお天気に恵まれた土曜日、壮年会の清掃奉仕を前に朝から総代の木村さんをはじめ壮年会の山田さん木村さん3人で低木の剪定をしていただきました。低木と言っても5メートルはあるオンコの木もありましたが、よじ登っていただき、きれいに刈っていただきました。

DSCF7583午後からは壮年会の会員皆様が奉仕いただき、暑い中ではありましたがご苦労いただき、お陰様で境内もきれいになりました。

ひと汗かいて午後3時過ぎから家族親睦BBQが行われ、おいしい生ビールとジンギスカン、そしてイカやホタテ、朝もぎのトウキビなど、炭火でおいしくいただきました。

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DSCF7585中には生まれて一歳のお誕生日をむかえたばかりのかわいい赤ちゃんも参加いただき、なごやかにひざを交えつつ、楽しい一時でした。

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DSCF7613終了してからも広間に入り二次会が行われ、10名ほどの皆さんで夜はふけてゆきました。ご奉仕いただいた皆さん。差し入れいただいた皆さん、そして参加いただいた皆さんにこころより御礼申し上げます。DSCF7631

境内にアリスイ(野鳥)営巣

珍しい野鳥が営巣しています。ひと月ぐらい前から向かいの江別小学校から「クイクイクイ」っと甲高い鳴き声が聞こえていました。キツツキの仲間アカゲラはよく見かけますが、その鳴き声とも違うようで、どんな鳥かと思っていましたが。4~5日前、鐘楼堂の近くから鳥の雛らしき声が聞こえてくるようになり、よくよく見てみると、去年コムクドリが営巣した巣箱からでした。

コムクドリの雛とは鳴き声が違うし、スズメでもないし・・。しばしカメラを構えて車の中からバードウオッチング!

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あ!なんだ?この鳥。まったく初めて見るようでした。巣箱にとまった親鳥の後ろ姿はまるで蛇のようでした。

そして巣箱から出て来る様子も、正しく蛇の顔そのものでした。

何じゃこの鳥!とネットで調べてみると古代の鳥アリスイとわかりました。珍鳥なんですね~。普段はアリを餌にしているようですが、餌場は江別小学校なのでしょうか?境内のアリは最近増える一方です。松に幹に登ってゆくアリを何とか吸いつくしてほしいものですが・・。

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ちょっと動画も映してみました。()ご覧下さい。こんどもっときれいに取りたいと思います。次回をお楽しみに。