月別アーカイブ: 6月 2014

樺太移住殉難者墓前法要が行われました。(6月21日)

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長く続いたエゾ梅雨も一段落ついたのか、21日は久しぶりのいいお天気になりました。境内も青空とともに新緑も美しく輝き、初夏を感じる様になりました。

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5月に植えていただいた境内のプランターの花々も、だいぶ大きくなり、参拝にこられた方々をお迎えしています。新緑とあわせてとてもきれいですね。

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昨年設置した小鳥の巣箱には、2カ所でコムクドリが子育て真っ最中です。せっせと餌を運び、カラスなどの天敵も多い中、一生懸命に雛を守り育てています。

DSC07683 江別市対雁は元々眞願寺が明治17年に布教所として開教した場所でもあり、故郷とも言える清き場所
です。その開教当時に起きた大きな出来事が、樺太より強制移住させられた方々の集団生活の中で、天然痘やコレラなどが大流行し、たちまちに伝染し、全住民の半数近くのの方々が、亡くなって行かれたことです。くわしこはこちらへ

21日午後2時より墓前法要が行われ、御遺族はじめ樺太より移住された方々、そしてアイヌ協会など、関係諸氏とともに多くの方々とご一緒に、過去をふり返りつつ犠牲になられた多くの方々に心を寄せ、追悼のご法要を勤めさせていただきました。法要後は樺太アイヌの弔いが行われました。

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DSC07619 対雁の墓地は、現在広く市民の方々が利用されていますが、元々この小高い丘に樺太殉難者方々が埋葬されていたことに始まります。しかし、石狩川のふちに北電の施設を建設することになり、この小高い丘が削られることになりました。そこから多くの人骨が発見されましたが、当時の教育委員会が立ち会
いの中、北海道大学の医学部などがその遺骨を遺族に無断で研究や標本にするためという理由で、大学などに持ち帰ってしまいました。非人道的な事件です。(北大人骨事件

DSC07625 その遺骨が遺族の方々や小川隆吉さんなどの長年の訴えがようやく国にもとどき、管官房長官より返還の見通しについて、東京五輪までに白老町のポロト湖畔周辺地域に整備される「民族共生の象徴となる空間(象徴空間)」の開設施設を作り、埋葬し、海外の方にもたいとの会見がありました。しかし、本来埋葬してあったこの対雁に返還されるべきではないかと、いう話をご法要後にお話しさせていただきました。この発表について、遺族の方々などは何も聞いていないということでした。先ずは大学からの謝罪があり、その遺族の思いになることが先のように感じることです。

DSC07582_edited-1 老朽化してきたこの「対雁の碑」の整備も今後の課題としてあり、遺骨返還と同時に今後の課題となっています。そして、住みなれた土地より強制的に移住させられた方々の思いは、問題は違いますが現在の原発事故により移住を余儀なくされている方々の姿も、心にうかびつつ、住みなれた生活の場所(居住地)がどれほど大切なのかをあらためて感じる法要でした。

DSC07678 まもなく7月になります。もう今年も半年が過ぎました。時は過ぎると早く感じることですね。政府は国の憲法解釈を変更し集団的自衛権を行使できるようにすることを目指し、最終段階に入っていますが、大変危惧しています。人間が人間を殺すことが正当化されるのが戦争でしょう。その戦争を二度と行わないと誓ってあるのが憲法です。政府が勝手に解釈を変えるのであれば、先ず国民に問い、改憲すべきと思います。

 「己が身にひきくらべて、殺してはならぬ。殺さしめてはならぬ。」法句経より

清掃奉仕と御命日常例法座

DSC075266月7日、お隣の江別小学校ではちょうど運動会ということで元気な子ども達の声が聞こえてました。お天気はあまりよくありませんでしたが、午前中は清掃作業が行われ、20名以上の方々にご奉仕いただき、きれいな境内になりました。

DSC07516境内のお花も盛りを迎え、色とりどりのツツジや牡丹など、境内を彩ってくれました。これから徐々に夏の草花が咲いてくれることでしょDSC07522-1う。しかし、北海道にも梅雨があるような日が続きました。

休憩時間は総合玄関で京都のおみやげを皆さんにふるまいつつ、新しいご門主様のことなどで話も盛り上がっていました。ご協力いただきました皆さん、ありがとうございました。

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さて、16日は親鸞聖人御命日法座と言うことで、午後1時よりお勤めさせていただきました。今年の常例法座は、御講師のご法話が大変素晴らしいことと、スタンプラリーの影響も多少あるのか、毎回40名以上の参詣があります。有り難いことですね。

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多くの皆さんとご一緒にお勤めする『正信偈』は、御堂に響き渡り、とても有り難く心もすこやかになります。ご法話は今月も金龍之哉師におひもときいただきました。ご法座の最後にいつもおとなえする『領解文』の意味って知ってますか~?『たのむ』『往生一定』などなど、わかっているようで、一つ一つのお言葉をひもとくと、味わいも深いものです。6月7月と、2回に分けて、「領解文」のお話しを頂く事になりました。

DSC07567_edited-1談話コーナーには、先日の本願寺で行われた法統継承式の様子を、本願寺新報はじめ報道各社のコメントなど、コーナーを作り掲示させていただきました。どうぞご覧いただきたいと思います。

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先月の16日に行われた住職講座「仏花のいけ方」以来、皆さんご本堂のお花もよくよく観察していただくようになり、有り難いことです。が、気をぬけなくなりました。まあ、まだいいかな~ということもありましたが、特にお座の前は、そうはいかなくなったようです。(笑)これからお花DSC07539も、かれやすくなりますので、お給仕には花瓶の水をこまめに替えるようにしましょう。

 

樺太移住殉難者墓前法要のご案内

6月21日(土) 午後2時~

江別市営墓地 やすらぎ苑

 江別市対雁14番1 (甲区)

のご法要は、明治8年、千島樺太交換条約の締結によって、樺太に住まわれていた 108戸 841名の方々がこの対雁の地に移住を強いられました。その後この地方で1886年より1887年(明治19年より20年)にかけて、天然痘やコレラなどが大流行しました。そして集団生活を強いられてきた方々は、たちまちに伝染し、全住民の半数近くのの方々が、亡くなりました。国と国の領土問題が発端となり、強制的に移住せられ、慣れない土地で集団生活を強いられ、犠牲となられていったのです。きっと、悲しく、つらく、我が身にもいつ伝染するかわからない恐ろしさの中で、日々過ごされたことでしょう。

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当時、その亡くなって行かれた方々の追悼を懇願され、その対雁にあった本願寺札幌別院対江布教所(現在の眞願寺)においでになり、その多くの犠牲になられた方々の葬儀・追悼を行ったことがご縁となり、眞願寺には現在もその犠牲者全員の過去帳が保管されています。すべての方に法名が授けられ、ご往生の年月日もきちんと記されていることです。前住職の時代に、その過去帳があることを、御遺族に申し上げ、墓前法要が毎年勤まるようになったのです。その「対雁の碑」には『乗佛本願生彼國』と刻まれ、本願寺明如上人の御染筆と刻まれています。本願寺としても大変な事態として、ご門主自ら筆を執られたのでしょう。

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 その碑を前に、御遺族の皆様や関係諸氏、市民が集い、その多くの犠牲になられた皆様に哀悼の意を表し、真の平和と平等を考えつつ、いまなお続く多くの領土問題などを、自己を見つめつつ問うていく日となります。

35回目になりました年に一度のご法要、どなたでも参拝出来ますので、是非お越し下さい。当日は午後2時の法要に引き続き遺族主催の墓前祭(樺太アイヌ式)が行われます。

法統継承式に参拝して(本山本願寺)

DSC073216月5日~6日にかけて、私たちのご本山、京都本願寺では、法統継承式が行われました。本願寺の第24代住職で、浄土真宗本願寺派の門主である即如上人(大谷光真師)から第25代を継承されたご長男の専如上人(大谷光淳師)へ代替わりされた儀式です。

全国各地より僧侶や門信徒が集い、本願寺の阿弥陀堂そして御影堂とも縁も含めて満堂となり、御影堂前に設けられたテントの椅子も満席となりました。立って参拝されている方も多く見受けられました。

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報道によると6千人とも8千人とも言われています。そんな二度とない希有の御勝縁に、一寺院の住職として坊守共々参拝出来ましたこと大変有り難いことと感謝させていただきました。

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初日の6日は一時間前には境内に着きましたが、すでに両堂とも満堂と言うことで、御影堂前のテントでモニターを拝見しつつ参拝させていただきました。即如前門主様の『退任に際しての消息』の親読を聞かさせていただき、37年間のご苦労と、ご教化いただいた数々を思い起こし、感謝の中でお念仏申させていただきました。その後の日没勤行では門主として最後の調声をお勤めになられ、これから門主となられる専如上人とご一緒にご出座されていました。お二人とも門主として、新門として、最後の御衣体姿でした。

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ご法要が終わりまして、即如上人ご門主として最後の「御親閉」をされました。親鸞聖人のお厨子のお扉を閉めて、鍵をかける儀式です。感動的な一時でした。その後、閉門されてから非公開で譲渡式が行われ、「鍵・衣体・印」が即如上人より専如上人へ譲渡されたようです。

DSC074006日は午前10時からの儀式と言うことで、早めに宿を出て何とか(伊澤さん滝澤さん、お世話になりました)御影堂の中に座ることが出来ました。先ずは阿弥陀堂でのご法要はモニターを通しての参拝となりましたが、皆さんご一緒にお勤めされていました。前日のテントでもそうでしたが、どこにいても一緒に大きな声でお勤めさせていただけることは、とても有り難く思いました。

DSC07431御影堂にご移動され、拝見するお姿は装いも新たにとても凛々しく、ご門主となられ御影堂での御登禮盤でした。昨日まで専如上人がお座りになられていた処には、前門様となられた即如上人がご出座され、とても穏やかに感じました。

DSC07505_edited-1ご法要後、その場にて式典が行われ、ご門主となられての御決意を『法統継承に際しての消息』として親読されました。長い歴史のある宗門(本願寺)を顧みられながら反省され、そしてこれからはその時代に即応した伝道が必要だいうことと、大震災の復興や様々な社会問題にも取り組んでいかれる思いを表されました。

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その後のお言葉でも、専如上人は「現代は戦争について日本を守るため、親しい人を守るためであれば、それ以外の人が犠牲になっても許されるという思いが、特に戦争を経験されていない方にあるのではないか」と指摘され、平和への願いを「宗門から発信できれば」と力を込められました。また、原発について福島第1原発事故を例に「恩恵を受ける人と、犠牲を強いられる人の関係がはっきりしてしまっているところに問題がある」と述べられ、その上で「次の世代に負担を残すのが原子力発電だ」と強く批判されていました。そのお言葉をいただき、まったくもって同感であり、とても嬉しく参拝の皆様と共感させていただきました。

H26.6.6 法統継承式

 前日に退任した即如上人は、「お陰様でこの日を迎えることができました。在職37年2ヶ月の間、宗門の歩みをともにし、私と坊守(裏方)をささえ、助けて下さった方に心より感謝申し上げます。力の及ばなかった点が多々ありましたが、皆様よく辛抱して下さDSC07502_edited-1いました。それぞれの立場で努力されている僧侶・寺族・門信徒の方々の姿に励まされた37年でした。長い間ありがとうございました」とのべられ、満堂の御影堂より感涙とお念仏があふれました。今後も前門様として宗門を支えられ、特に首都圏での伝道教化に取り組まれることと思います。

いのちの終始は自分の計らいでを越えた不思議なご縁ですが、次世代へと受け継がれる法統継承が、お二人お元気でお迎えになられたとこ、これに勝る慶びはありませんでした。

両門様におかれましては、いつまでのお元気で私たちを御教化いただきますよう、心よりお願い申し上げます。

当日の動画が見えます(産経新聞)

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境内お花が満開 2日婦人会常例法座

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初夏というか、5月末より夏日が続き、境内も一気にツツジなどが満開になりました。まさしくお浄土の世界もきっとこのように素晴らしいのではと思います。

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真っ青で雄大な青空のもと、新緑の若葉色と針葉樹の深緑色、そして赤・白・黄色など、様々な花々が、本当に素晴らしいですね。

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2日は婦人会のペン習字教室と常例法座がありました。10時からのペン習字教室では、前回に引き続いて御文章を練習しました。今回は末代無智章です。せっかくなので、午後1時からのご法座では、笠羽会長の書かれた御文章を、竹澤法務員さんが拝読されていました。これも尊いご縁ですね。

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ご法話は山口県の筑波敬道師にわかりやすくおひも解きいただきました。「当たり前」と「有り難い」の意味を噛みしめつつ、感謝の中でお念仏申させていただきました。

DSC07245さかのぼりますが、境内には今年もたくさんのプランターにお花が植えられました。5月27日、天候は雨が少し降りましたが、婦人会の有志の方、総代さんなどお手伝いいただき、ご本堂前の階段や山門前、総合玄関などにきれいに配置していただきました。

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きっと夏のお盆には、見頃になることでしょう。それまで水やりもけっこう大変な作業ですが、皆さんと頑張りたいと思います。

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さあ、6月5日~6日はご本山本願寺の法統継承式があります。私もお祝いに参拝させていただく予定です。ご門主様のお代がわりされる希有のご縁です。きっと報道でもたくさん取り上げられることでしょう。当日はインターネットで中継も予定されていますのでご覧下さい。