秋の彼岸を終えて

投稿日:2020年10月9日

10月に入り一日一日と秋が深まってきました。朝晩寒くなってきましたので、お寺でもストーブの準備をはじめました。台風14号の進路も気になる昨今です。皆様いかがお過ごしでしょうか。秋の行事ご報告いたします。

秋の彼岸会は19日より22日の四日間の予定でしたが、コロナ禍の為二日間にしてご法要とご法話も時間を短縮しました。皆様が楽しみにしていた恒例のなごみ食堂・壮年会婦人会主催バザー・御堂コンサートなどは中止となり、静かな中での二日間となりました。

例年お彼岸では150名を超える参拝があり、満堂になることもしばしばでしたが、人数制限を行いご本堂には50名を限度に、広間を第二会場として40名の椅子を準備しました。

9月16日に清掃おみがきをしていただきましたので、ピカピカに輝く仏具に灯火を点じ、仏花も洋風に仕立てて、ご本堂と広間のお荘厳をしました。

6月より始まっているライブ配信があるので、その本堂の模様を第二会場にモニターでご覧いただきました。

 

両日ともお天気には恵まれ、参拝の方々もお出かけやすかったとは思いますが、まだまだ感染症への心配もあるのでしょう。不要不急の外出は自粛されている方も多いようです。二日間の参拝者は90名で例年の30%ほどでした。しかし参拝された皆様には久しぶりの方も多く、距離を保ちながらではありましたが笑顔でお会いできました。

 

二日間の布教は長沼町誓報寺前住職の天野廣海師でした。「死ぬることは決まっている人生だけど、ただ死んでいくのではない。彼の岸(浄土)に生まれさせていただく人生ですよ。」とわかりやすくお話しいただきました。ご法要やご法話は『ライブ配信動画一覧』よりご覧ください。

ご法要とご法話も1時間ほど早く終わり、片付けも早かったのですが、ふと山門に目を向けるとご本堂に向かって深々と頭を下げられている方が見受けられました。有り難いことです。

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