眞願寺報恩講報告② 境内では雪囲い

投稿日:2018年10月30日

今日(10月30日)は朝から有志の方により境内の雪囲いをしていただきました。小雨がぱらつく中ではありますが、低木の枝などが重たい雪にも耐えられるよう、きつく縛っていきます。広い境内6名のご奉仕で一日いっぱいかかります。ご奉仕いただいた皆さん、ありがとうございました。

さて報恩講二日目(9月29日)はとってもいいお天気に恵まれて、多くの方に参拝いただきました。それも朝からご奉仕いただいている総代さんはじめ壮年会・婦人会・いちょう会や当番地域の皆様のおかげと、心から感謝しています。

正午からのお斉にも、多くの方にお膳にお座りいただき、婦人会の精進料理を堪能していただきました。今年もとってもおいしかったです。

午後1時半からの大逮夜法要には、遠近各地より来寺いただきました。法中の皆さんがご装束をお召しになり、控室に参集されたところで髙間責任役員よりご挨拶がありました。外陣の大太鼓が響き、いよいよご法要です。

行事鐘が響く中、楽人(札幌雅友会)の皆さんが入堂され、演奏されます。「音取」そして合奏が始まり、いよいよ導師の安楽寺ご住職が入堂され、続いて結衆の皆さんも入堂され、お勤めが始まりました。

ご法要は「宗祖讃仰作法第一種」です。160名を超える満堂の皆さんとご一緒に、御堂に響き渡る声で拝読いたしました。

引き続いて当寺門信徒追悼法要が行われました。報恩講をご縁として、この一年間に御往生された方を忍びつつ、お念仏のご縁へと導いてくださっていることを感謝し、お念仏いただく法要です。導師は当寺住職が務め、「仏説阿弥陀経」を皆さんと拝読いたしました。追悼にご縁ある方には焼香され、総代より記念品が渡されました。

二座が終了し竹田嘉円師よりご法話がありました。初めてお念仏に出会った方も参詣されている中で、わかりやすくお話いただきました。

 

午後4時半、ご法話も終了し、お帰りになられる方をお見送りしつつ、初夜にお越しになる方のお出迎えです。初参式を受式された方には皆さんにご案内し、老若男女が相集い初夜をお迎えします。総代さんは満灯会の準備、そして午後5時より夜のお斉です。子供たちもたくさん集まってきました。

午後6時、ご本堂の照明も暗くなり、満灯会が始まりました。阿弥陀如来さまの前よりお灯りを住職がいただき、そのお灯りが、一人一人の手燭のローソクに点り、感謝の中でお供えいたします。小さな子供から・・・一人一人すべてのひとの献灯です。

100名分用意した手燭もほとんどがお供えされましたので、100名以上は初夜においでになったことでしょう。すべての方が献灯したところで、髙間責任役員の焼香にあわせてご一緒に合掌礼拝。きれいにお供えできました。

その後、法中の皆さんが内陣に入堂され法要が始まります。導師は眞願寺の法務員を5年間お勤めいただいた方で、今年4月にご自身のお寺(佐呂間町西光寺)のご住職に就任された内藤弘文師です。「往生礼讃日没偈」を声高らかにお勤めいただきました。そのお勤め中も、小さなお子さんも廊下で楽しそうにお参りしてくれてたようです。笑笑。

竹田嘉円師より短いご法話をいただきました。最後に江別高校華道部の髙橋先生と3名の生徒さんが参拝に来てくれたので、ご紹介と、「花の甲子園」に是非頑張ってきてほしいと、金一封さし上げました。11月の京都で行われる全国大会に、好成績を残してほしいと思います。

夜が暮れるのも日に日に早くなり、風も秋の気配を感時期になりました。子供たちも総代さんからお土産をもらって、家路につかれました。

 

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