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仏教婦人会報恩講 ~住職と語る法座~

12月に入り、寒い日が続いています。境内も真っ白に染まり、冬景色となりました。

そんな12月2日は恒例の仏教婦人会報恩講がおこなわれ、会員皆様それぞれに、足もとの悪い中、おそろいで参詣下さいました。

11時からの報恩講では「正信偈」のお勤めを皆さんとおとなえしました。引き続き会員物故者追悼法要をお勤めし、1年間でご往生された5名の方々を偲び、お参りいたしました。

お斎(昼食)は朝早くから準備していただいた役員に名様の手作りお精進料理でした。大変おいしくいただきました。又、会員の皆さんのお漬け物を持ち寄っていただき、それぞれの家庭の味を、楽しくいただきました。

御法座は「住職と語る会」でした。皆さんで丸くなり、まさしく膝がふれあいながらの尊いご縁でした。北海道新聞より配布された『道新ポケットブック・北海道の冠婚葬祭』に掲載されている「葬儀」の部分の中で、仏式葬儀での意義や作法について書かれていましたが、おかしな箇所が大変多かったので、皆さんと学ばさせていただきました。遺族となった方の手順や費用についても、誤りが多く目立ち残念でした。

又、仏事について普段からいだいている疑問や質問など、それぞれのことにお答えしながら、皆さんといっしょに勉強させていただきました。

質問をいくつかご照会しますと

  『門信徒』 というが『門徒』と『門信徒』でどう違うんでしょうか?

御文章の後でお念佛称えられる方と黙ったままの方がいるが、どちらが正しいのでしょうか?

お寺には『法務員』さんと『衆徒』さんといらっしゃるが、どうちがうのですか?

『領解文』はなぜ合掌したまま称えるのでしょうか?

 

などなどでした。結構難しい質問でしたが、普段おこなっていることでも、疑問に感じていただけることがありがたく思いました。今後も共に学ぶ機会を企画していただきたいと思います。役員の皆さん、ご苦労様でした。

 

第15期連研 風習と迷信

11月19日眞願寺で12回目の札幌組連研が行われました。次回で一応終了となり、いよいよ終盤です。参加されている皆さんも顔なじみとなり、なごやかな中で話し合い法座が行われました。

今回のテーマは『風習と迷信』ということで青山直樹師が講師をおつとめいただき、まなびの一時を過ごさせていただきました。

これから年末年始を迎えます。世間では1年間で一番『風習と迷信』が駆け巡り、それこそ迷いを迷いと知らずに信じてしまう時期といえます。そんな迷信にとらわれることのないよう、しっかりと自分の心の縦糸を張って、過ごしてゆきたいと思います。

1年間の始まりと終わりは、お念佛の中で過ごさせていただきたいものですね。(昨年の模様です12月31日の除夜会~1月1日元旦会)今年も皆様お誘い合わせの上、眞願寺の年越しにご参詣下さいませ。

冬の境内 ① ドカ雪 11月17日

16日まで雪模様ではありましたが、ぱらつく程度で秋季永代経が終わりましたが、17日朝、いきなり積雪です。約20センチはありました。

前日まで落ち葉はきで腰と腕がばてていたところに、このどか雪!特にこの時期水分を含んでいるので、重たいべちゃ雪です。まいりました。除雪は業者さん(清水産業)にお願いし、シーズン通して除排雪していただいていますが、建物の近くなど、細かい部分は手作業です。朝からいい運動になりました。

お隣の江別小学校の正門は、階段になっていまして、冬場は閉鎖されているようですが、17日の朝は、元気な子供が雪をかいてまさしく「登校」していました。元気ですね。

そんな江別も18日の朝は結構冷えまして、午前0時で-3度でした。路面も滑るので、車の運転は要注意ですね。

しかし、土~日は雨で気温も上がり17度になるそうです。いやはや、この寒暖の差は体にひびきますね。その後の週明けはまた気温も下がり雪マークです。これも地球規模の温暖化なのでしょうか?いずれにしても体調管理はきちんとしたいものです。そろそろインフルエンザ予防接種も考えなければなりませんね。とりあえずうがい・手洗いはまめにしましょう。

12月2日午前11時より午後3時まで仏教婦人会の報恩講が行われます。報恩講と会の物故者追悼法要、おとき(昼食)をはさんでお話があります。お話は「~住職と語りましょう~」ということで普段「聞いてみたいなぁ」「これってどういうこと?」など質問・疑問を出し合いながら、住職と語るようです(^_^;)。どんなお話が出るか、わかりませんが、皆さんと考えてみたいと思います。婦人会会員の方以外でも、興味がある方(女性)、どうぞお越し下さいませ。(昨年の婦人会報恩講の模様)続いて12月3日は午後1時より3時半まで秋初穂感謝法要です。ご法要に引き続き深川市納内の円覚寺ご住職轡田光章師が御法話いただきます。お誘い合わせのうえ、ご参詣下さい。

本願寺 廣如上人と明如上人

廣如上人

寛政10年(1798)にご誕生されました。文政9年(1826)に本如上人ご往生のあとを承け28歳で本願寺の法灯をご継職されました。
上人はそれより45年間寺務を執られましたが、当時は幕末・維新期にあたり、天皇中心主義の神道・排仏論が推進され、佛法衰退の危機にありました。上人はその神道国教政策・廃佛政策の逆風のなか、近代教団の歩むべき道を模索されました。

また上人がご継職された当時の日本は、西洋の諸外国が開国を求めるなど、国際関係が緊張した状態にあり、また、幕府や諸藩は経済的にも貧窮しており、内外問わず混沌とした社会状況でありました。
当時の宗門の財政も貧窮しており、莫大な借財を抱えていました。このような状況より、上人は本願寺の財政改革に着手され、そのために大坂商人の石田敬起氏を起用し、本山においては倹約を励行し、門末においては信仰の繁盛を進められ、懇志募財のほか、現在の賦課金(ふかきん)にあたる三季冥加制度(さんきみょうがせいど)などを創設されました。
その結果、財政の回復に成果が見られましたが、借財の完済には明治10年(1877)頃までかかりました。
一方、上人は勤式に関して、それまで正信偈の節譜(唱読法)が十種類唱えられていたものを、真譜・墨譜・中拍子・草譜・舌々行の五種類に改訂されました。なお、正信偈の節譜はその後、第23代勝如上人の時、真譜・行譜・草譜の三種に改訂され、現在に至っています。上人は明治4年8月19日(旧暦)、73歳でご往生されました。

明如上人

嘉永3年(1850)、第20代廣如上人のご子息としてご誕生されました。
明治4年に廣如上人ご往生の後を承け、22歳で本願寺第21代の法灯をご継職されました。
当時の日本社会は明治政府により神道が国教として定められ、祭政一致の国家政策がなされた時代でありました。その明治政府の政策のもと、国民に対して尊皇愛国思想の教化(大教宣布)をするための機関として「大教院」が設置され、その教導職として政府は明如上人に「大教正」を任命しました。しかし上人は学僧島地黙雷(しまじもくらい)師らとともに本願寺教団の大教院離脱運動を展開しました。
その後、政府が政教分離の方針を取ったため、明治8年に大教院は廃止されました。
上人は近代社会への変動に対応した教団再編成を図り、宗門の一層の発展のため本願寺事務所を築地本願寺御坊に移すことを計画されました。
しかしこの問題は教団内のみならず、京都府知事まで巻き込んだ大騒動となり計画は中止となりました。また、明治14年(1881)帝国議会の開設より10年早く、日本初の選挙制による宗門運営の議会制度「集会」(=宗会)が開設されました。
また上人は、学校制度の改革、有望な若手僧侶の欧州派遣、海外開教、刑務教誨、軍隊布教、各種財団の設立など、新しい時代に対応した教団の発展に努められました。
上人のご在職は32年間におよびましたが、明治36年1月18日 54歳にて浄土へご往生されました。

お盆 ② 「別れを縁として」~お仏壇と私~

8月15日、16日は「眞願寺盂蘭盆会法座」が行われ、多くの皆様に参詣いただきました。特に雨の中のご参詣ありがたく存じます。

15日は「初盆会」として、昨年7月より今年6月にご往生された御家族皆様をご案内し、御焼香いただきました。ご法要後の法話は住職が勤めさせていただき、「別れを縁として」~お仏壇と私~と言うことでお話させていただきました。

お仏壇はなぜ必要なのか?誰のためのお仏壇なのか?神棚とお仏壇がひとつの家にあっていいのか?など、お仏壇の意義を皆さんと考えさせていただきました。そして、御本尊阿弥陀如来様の説明や、木像・絵像・名号についてもお話させていただきました。特に当寺の宝物「蓮如上人染筆の六字名号」をご披露し、皆様と手を合わさせていただきました。後半はお荘厳(お飾り)について細かく説明させていただき、よくあるまちがいや、佛花の実際のいけかた、「お水」のお供え方、打敷の飾り方、お供物の意義など、お話しました。最後に質問を受け、尊い御法座となりました。

16日は例年通り古崎先生にご法話いただき、本当の「しあわせ」とはどんなことなのかなどのお話をふまえ、お念佛のおいわれを聞かさせていただいたことです。今年もすばらしい「蓮の華」をお供え下さいました。

その後、納骨堂のお下がり清掃作業を有志の皆様と行いました。毎年ご協力いただく方が増えていることと、震災の関係もあるのか、お供物をきちんとさげて下さる方も増えてきました。ありがたい事です。それでも処分するお供物は・・・。もったいないですね。

 7月23日からはじまった「お取り次ぎ報恩講」もほぼ終了し、お盆の諸行事もお陰様で終わりました。9月に入ればお彼岸と大切な「眞願寺報恩講」があります。「ご佛縁」をどう「私が」いただくか。そんな思いの中で、次の行事を見つめつつ、過ごしていきたいと思います。8月21日は眞願寺前住職の祥月命日です。御門徒の皆様ではなつかしい方も多いことでしょう。午後3時より安楽寺様にお下がりいただき、皆様と「ご佛縁」をいただきたく存じます。少しづつではありますが、秋の風を感じる朝晩になってきました。皆様ご自愛下さい。

御門徒(山田さん)のご自宅にあった花壇です。奥様の思いが伝わってくる花壇でした。東日本大震災への義援金も15日16日と皆様の「志」をいただきました。合計7万2千407円を浄土真宗本願寺派東北教区災害義援金に送金させていただきます。ありがとうございました。これからも続けていきたいと思います。