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お陰様で婦人会100年をお祝いして②

ご法要も終わり、会場を広間に移動していただき、式典と祝賀会が行われました。130名を超えるご来賓と参加者だっただけに、会場も手狭となり、廊下やロビーまで広げての開催となりました。

司会は役員の月田さんが担当され、午後1時に開式の辞から始まりました。先ずは「仏教婦人会綱領」を役員の河合さんが調声され、皆さんご一緒に唱和しました。

会長(実行委員長)の式辞では、お陰様で100年という記念すべきご縁をいただいた感謝の言葉、安楽寺様にはご住職の記念法話はじめシャンティの素晴らしい歌を披露してくださったこと、院内の各役員皆様がご臨席いただいた御礼、そして当会も年々会員の減少と高齢化していく現状ではあるが、新たな会員の入会や未来に向かって会のあり方も、ご住職はじめ皆様のご指導のもと、会員同士で話し合っていきたいと、ご挨拶されました。

眞願寺への記念品として立経卓二台を寄贈いただきました。これで昨年壮年会20周年で寄贈されたものとあわせて四台となり、内陣でお揃いで使用できるようになり、ありがたいことです。ご協力いただいた奥山仏具店様にも御礼申し上げます。

また、この度の100年を記念して、会員式章を新たにさせていただきました。眞願寺開教125周年で制作したイチョウをイメージしたオリジナルのものを色を変えて作りました。ご協力くださった川勝法衣店様に御礼申し上げます。いいですねーと皆さんより好評をいただきました。

ご本山より連盟総裁大谷流豆美様より表彰状を札幌組副委員長横湯誓之様より、総裁様のご祝辞を相焼香安楽寺様の坊守横湯瓔子様よりそれぞれ伝達いただきました。

住職の祝辞では、この度の行事では何から何まで安楽寺様にお世話になった御礼、ご法要では会員の皆さん全員が参加されるご法要に坊守の導師という新たな試みがとてもよかったこと、そして100年の歴史を顧みつつ、ご本堂余間に奉献されていた会員物故者のご苦労と熱意があったからこその今日であること、そして未来へ向けて益々出来ることを役員さんと語り合いつつ、歩んでいくことを申し上げました。

髙間責任役員の祝辞でも、初代会長の石崎ヨシさん以来お寺にとってなくてはならない婦人会の皆さんが、日夜お寺に通いご奉仕いただいたからこそ、今日の眞願寺がある。これからも是非とも会員皆さんのご協力とお念仏がひとりでも多くの方に広まっていくことをお願いされました。

祝電と祝儀のご披露があり、式典は終わり引き続き祝賀会となりました。冒頭のご挨拶と乾杯を壮年会会長の徳永俊司さんより、「開教135年という眞願寺の歴史の中で、開教30年頃の、まだ大変な時代にこの会を作られたご苦労は、計り知ることは出来ないが、眞願寺護持発展の為、そしてお念仏繁盛の為に心血をそそいでくださったのでしょう」とご挨拶いただき、乾杯しました。

笑顔あふれつつ和やかな中に宴もすすみ、テーブルスピーチをいただきました。安楽寺総代の粟井幸子さん、眞願寺総代の木村弘さんはじめ、歴代会長の髙間美喜子さん、安孫子泰子さん、法務員代表で鈴木彰さん、前坊守より懐かしい話や想いでを語っていただきました。



 

 

 

最後に住職より会員の中で100歳で出席されている進藤ときさんを紹介され、会場より割れんばかりの拍手をいただかれました。

宴も酣となり、最後は坊守より締めのご挨拶と乾杯で、発会創立当初は当寺の坊守が会長を兼務していた事を紹介し、あったこともない曾祖母のご苦労と実行委員会皆さんの労に感謝しつつ、杯を上げました。

午後3時、天候も落ち着いた中、参集いただいた皆さんをお見送りしました。ともに盛会であったことを喜びつつ、なごやかにお茶をいただきました。

希有のご法要に感謝し、尊い一日が暮れゆきました。合掌

追記

前日の準備作業・献花と法要・式典祝賀会・それぞれの習礼と、皆さん一生懸命に作業していただきました。そのご苦労とご尽力にただ頭下がるばかりです。ありがとうございました。

 

ヒロシマとナガサキ

6日ヒロシマの日、9日ナガサキの日。心を込めて追悼し、あらゆる人びとが心豊かに生きることのできる社会になるよう、市民団体の方々と鐘をつきました。

東京の若手僧侶が研修で来訪されました。

4月18日、東京教区(東京都と近郊8県)の若手僧侶で組織されている東京教区青年僧侶協議会(増田廣樹会長)の皆さん14名が、研修旅行で眞願寺に来訪いただきました。

ご一行は登別温泉より北海道博物館を見学され、13時半に到着され、先ずはご本堂で勤行お焼香いただきました。住職より寺史について説明させていただき、今日の現状を簡単にお話しさせていただきました。

眞願寺の前に博物館を見学され、北海道の歴史を学ばれてこられたと言うこともあり、眞願寺の開教当時に深いご縁となった、樺太アイヌ強制移住殉難者墓前法要についてや、北海道のアイヌの歴史や、皆さんの信仰心、これまでの国の政策とその中でどのような思いでおられたかなど質問も沢山いただきました。後から思い起こせばどこまできちんとお話しできたか、疑問ではありますが、私なりの確認もさせていただいた、貴重なご縁でした。

その後、本堂・納骨堂・会館など見学いただき、茶話会でも話が弾み、名残惜しい思いもありましたが、あっという間の2時間の滞在をおえられ、次の大乗寺様に向かわれました。その日の晩も懇親会に呼ばれていましたが、お通夜が2件できたため、残念ながら失礼させていただきました。

私も東京教区出身で、元はこの会の会員でもありました。年の差はありましたが、後輩の皆さんが一生懸命に研修されている姿に感銘しました。是非またお会いできればありがたいと思います。

報恩講を終えて ②

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30日の朝も雨模様となりました。今年の報恩講は3日とも雨天となり、参詣いただいた皆様には足元の悪い中、お越しいただき本当にありがたいことです。6時の集会鐘の時には総代さんや婦人会の方々もすでにおいでになられ、7時からのお朝事の準備や朝のお斎の準備をしていただいていました。

DSCF9522外陣の太鼓が10分前になり響く時には、すでに50名ほどの方がご本堂においでいただきました。ありがたいことです。晨朝勤行は正信偈草譜で、調声を光明寺御住職にお願いし、引き続いての「御俗鈔」は住職が拝読させていただきました。そして天野先生のご法話と続きました。終わる頃には70名を超える参詣をいただきました。

DSCF9529朝のお斎はバイキングです。一生懸命精進料理のアイデアを出していただき、たくさん並んだおかずを目の前にしますと、ついついあれもこれもと、気がつくと朝からおおご馳走。新米のご飯は江別市中島の田中浩一さんよりいただいたユメピリカは恒例の納豆汁ととても相性もよく、おいしくいただきました。

一息ついていよいよ10時より満日中法要です。各御寺院も各々お着きになり、門信徒の皆さんも、たくさんのご参詣です。10分前には外陣の太鼓が鳴り、本堂横の控室ではご挨拶と差上説明がありました。

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10時より行事鐘が打たれて、ご法要が始まりました。導師は当寺住職が勤め、奉讃大師作法にて皆さんとご一緒に正信偈をお勤めしました。

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法要後、左余間にて御講師と御出勤いただいた御寺院への御礼言上が行われ、寺内代表し住職より御礼申し上げさせていただきました。戦後70年という節目にあたって寺報響38号にも掲載しましたが、昭和18年、広島県妙専寺で17歳の少年であった父が出陣前に坊守である母が自分の膝元にに泣きくずれる姿を唯々唖然とする他はなかった思い眞願寺では「金属回収令」によって大切なお寺の仏具や日の丸に包まれた鐘を見送られた廓然住職の姿など、戦中当時に思いをよせれば、こうして報恩講をむかえさせていただくことができる幸せを深く感じつつ、二度とこのような時代が来ないよう、そしてすべての人々が心豊かに生きることのできる社会を目指し、寺内門信徒の皆さんとご一緒に、来年の報恩講に向かって、歩んでいきますと、言上させていただきました。

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DSCF9569_edited-1そして髙間責任役員より門信徒皆様に報恩講満座にあたってご挨拶をいただきました。最後に一席のご法話をいただき、領解文を唱和し、親鸞聖人のご恩に報じつつ感謝のなかでお念仏聴聞させていただいた三日間も閉ざさせていただきました。

終了後、皆さんDSCF9577_edited-1一斉に後片付けをご奉仕いただき、1時間半ほどで綺麗にかたずけていただきました。最後に笠羽総代より三日間のご奉仕に感謝しつつ乾杯し、皆さんご一緒に精進落としで昼食をいただき、解散となりました。お陰様で尊い三日間でした。称名

 

お盆を終えて 戦後70年

今年も13日から三日間にわたって行われた晨朝勤行も毎回30名以上の方々に参拝いただく中で、尊い朝の一時を過ごさせていただきました。

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又、13日から16日までの納骨堂での読経参拝でも、多くの方々にお参りいただき、ご先祖をご縁として、仏縁をいただかれたと思います。私のいのちのルーツをたどり、私のいのちであるけれど、そこには多くのご先祖のいのちが、今日の私のいのちえと受け継いでいただいた事を、あらためて感謝し、お陰様と手をあわさていただいたことでしょう。

DSCF8221納骨堂ではお供物やお花など、参拝されたら必ずお下げしていただくようにお願いしていますが、例年に比べて皆さんだいぶご協力いただけるようになったと思います。いあだかたずけるだけではなく、「おさがり」として、いただくことがありがたいことです。今後ともその意味合いをご理解いただき、参詣いただければと思います。

さて、15日、16日の午後1時から行われた盂蘭盆会では、ご本堂も満堂となり、両日150名を越える方々が参詣いただきました。特に15日は初めてのお盆をお迎えになられた方にご案内させていただきましたので、ご本堂に来られるのが初めての方もたくさん来られていたようです。しかし、仏説阿弥陀経のお勤めを、大きな声でご一緒にお勤めいただき、とてもありがたく思いました。

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15日の住職の法話の前席では、そんな初めてこられた方にも、仏教をご理解いただきたく、誰しもさけることのできない「生老病死」の四っつの苦しみを知り、それを受けとめ、乗り越えてゆく道が仏となるおこの教えです。そのお導きを先に亡くなっていかれた多くの方々が、仏となられ私を導いて下さっている、そこにであって下さい。とお話しさせていただきました。

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後席では、戦後70年を思い、浄土真宗本願寺派ご門主様のご法話、そして総長の談話をご紹介し、戦争で亡くなってゆかれたすべての方々に追悼してゆく大切さと、憎しみもないお互いが殺しあわなければならないことが戦争そのものであることを再認識し、何事もされる側に立って考えてみること。そして国会で議論されている安保法案についてもその結果に憂いつつ、先ずは自分の「自我」を見つめつつ、お互いに認め合DSCF8206うことのできる社会の大切さをお話ししました。

16日の名和康成師のご法話も、「お盆」の由来のお話をはじめ、ご自身の祖母が先日ご往生された時のこと、そして「死」にはじめて立ち会った我が子の様子など、いのちの看取りの大切さをまじえ、尊いお話をいただきました。

16日のご法話が終わり、午後4時より納骨堂の清掃作業があり、門信徒のお手伝いいただいた皆様とご一緒に、お供物などを下げさせていただきました。お手伝いいただいた皆さん、本当にありがとうございました。DSCF7841

さてお盆が終わり、早くも秋空がみえるようになりました。各御寺院の報恩講もはじまってゆくことでしょう。