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春の永代経法要始まる

4月14日より春の永代経法要が始まりました。心配だったお天気も前日に比べると落ち着いた中、多くの参拝をいただく中で、午後1時よりお勤めさせていただきました。

きれいにお飾りできた内陣と、向かって左余間には歴代の住職が謹書された永代経の掛軸六軸が奉献されご法要が修行されました。

その中で代々に伝えていただいた先人のご苦労に感謝しつつ、後世に受け継ぐべき親鸞聖人より賜わったみ教えを、ともに聴聞させていただきました。

この3日間は初めてのご縁をいただいて東京教区多摩組覺證寺様の細川御住職に御法話をいただくことです。眞願寺住職とのご縁をお話しいただく中で初日より笑いを交えつつ、わかりやすくお話しいただきました。

ちょうど曜日も土曜・日曜ということもありますので、あと2日間、是非ご参詣いただければありがたいと思います。15日は仏事相談室もございます。

壮年会総会 2月6日

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2月も半ばを過ぎて暖かな日が続いています。そして近隣の御寺院の葬儀も続いています。当別の勝圓寺前住職様・丘珠の高恩寺前住職様・そして昨日は長沼誓報寺前坊守様と悲しいごお別れのご縁に弔問させていただいています。人の死は悲DSCF2915しい別れではありますが、いずれは私の事としてどう受けとめさせていただくことが、大事な事なのでしょうね。御往生されてゆかれた先輩諸師のみあとを慕い、如来のご本願におまかせして、明日のある人生を精一杯生かさせてDSCF2938いただきたいと心に思う今日です。境内には野鳥が餌場に集まり、零下の寒い北海道でいのちを繋いでいる姿にも、感動します。

さて、今年度最後の総会は6日に壮年会の総会が行われました。今年は会員で御往生された方がおられましたので、総会に先立ち追悼法要が行われました。故人を偲んでの一時を皆さんご一緒に共有し、お念仏申させていただきました。

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総会では事業報告・決算、事業計画・予算が審議されるとともに、今年度20周年を迎えるということで、記念事業についても審議されました。執行部上程通り承認をいただき、大きな節目となる今年の活動がスタートしたことです。

 

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続いての新年会は広間で行われ、会長挨拶をはじめ役員・新役員・そして新会員の紹介など、そしておいしいお酒もすすめば、お互いひざを交えつつ話も盛り上がり、会のDSCF3097未来について・仏事・我が家庭・お寺・住職・そして将来の死・そして仏になるって・・。などについて、壮年会らしい会話が進み、皆さんの前で思いを話していただくようになって、とても楽しく、嬉しく、そしてありがたい思いのDSCF3143中で皆さんの思いをただ聞かさせていただきました。尊いとてもすばらしい一時でした。

DSCF3179DSCF3182DSCF3117 DSCF3147DSCF3167DSCF3192DSCF3127DSCF3161DSCF3119DSCF3123お開きとなりましたが、夜の街へとその友垣の輪も流れてゆきました。壮年会20周年。皆さんのお陰で、すばらしい会になりました。

秋深まる~14日より16日秋の永代経法要

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朝晩寒い日が多くなってきました。特に朝は冷え込み、12日の朝、江別では-3°だったようです。境内の樹木も最後の落葉が、イチョウの葉が舞い散っています。

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DSCF0284そんな中、14日より秋季永代経法要が始まりました。初日もたくさんの参詣をいただき、ご一緒にお勤めさせていただきました。

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そもそも永代経法要とは、なき方を永代にわたって寺院で供養してもらうため、御懇志をあげられそのご法要をお勤めするものと思われていますが、本来の意味合いを考えますと、多少違うようです。私達が亡き方を偲び仏縁をいただく時、悲しみのなかからみ仏とのあらたな出会いを通して、私がお念仏申す身とならさせていただき、浄土往生の人生が始まることでしょう。そのご縁に感謝しつつ、私たちをはじめ子や孫の代に至るまで、このお寺からお念仏の教え(お経)がいつまでもお勤めされ、み教えが伝えられるよう願い、亡き方を縁として御懇志を納められることを「永代経懇志」と申しています。

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そのご懇念に感謝し、眞願寺では大切なご法要をはじめ伝道教化や護持に大切に使われ、年に2回の春秋永代経法要を三日間づつお勤めさせていただいています。そのご法要には先人のご苦労とご懇縁に感謝しつつ、ご縁いただいた方々の法名俗名を掛軸に謹書し、奉献しお勤めさせていただいています。それを「開闢法要」といい、16日に行われています。今回も新たに11名の方々の法名を謹書させていただきました。尊いご縁に感謝しつつ、お勤めし聴聞させていただきたいと思います。

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三日間のご法話は、東川町永楽寺ご住職の永江竜心師です。「老いを生きる」とテーマをいただき、高齢化社会の中でお念仏をいただき、心豊かに生かさせていただくか、わかりやすくお話をいただいています。

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DSCF0488DSCF049115日は雨模様となりましたが16日までご法要がございますの。15日は午後4時より仏事無料相談も行います。皆様の参詣心よりお待ち申し上げます。DSCF0311

安全保障関連法案に思う

日本は過去の大きな過ちと反省によって、憲法9条「戦争放棄」が制定され、平和な70年を過ごしてきました。しかしこの度の安全保障関連法案の採決は、その憲法を無視し、「戦争を放棄する国」から「戦争をする可能性がある国」へと変えていくことでしょう。中でも集団的自衛権の行使を容認することは、日本人が国外で人を殺し殺されるという事態が起こり得る可能性があり、戦争放棄を捨て去ることになります。

昨日の国会での強行採決は未来を踏みにじり、人のいのちを奪 い取っていくことに直結する行為であり、一国民として、又仏教徒として、私はとてもとても受け入れる思いになれないのが今日の思いです。もし、このような法案をあげるのであれば、国民に憲法改正を提案し、その上で国会で議論するべきだと思います。

法句経には「己が身にひきくらべて、殺してはならぬ。殺さしめてはならぬ。」とあります。暴力によって殺される側に自分の身を置いてみなさいということです。殺されるいのちの恐怖や苦しみを、自分自身の恐怖や苦しみとして感じ受けとめるなら、殺す側に立つことはありえません。国家や集団が、戦争やテロのような暴力を行使して人を殺すとき、必ず何らかの「正義」の名のもとに自らの行為を正当化しますが、そこには暴力を受けるひとつひとつの生命に「己が身をひきくらべる」思いが欠けています。殺される生命の苦しみや痛みを思い、共感することが、非暴力・不殺生という生き方を貫くための鍵になるのです。(大谷大学HPより掲載)

戦争は最大の暴力であり、あらゆる人々に犠牲を強いる愚行そのものであります。いかなる理由であれ、自己を正当化して、かけがえのない「いのち」を武力で奪いとることは、何人にも絶対に許されることではありません。

江別市市議会においても「安全保障関連法案の徹底審議と国民 への充分な説明責任を果たし、拙速に 成立をさせないことを求める意見書」の 提出について、戦争につながる安全保障関連2法案 (国際平和支援法、平和安全法制整備 法案)の廃案を求める意見書採択につ いて、戦争法案に反対する意見書を国に提 出することを求めることについて、それぞれ議案にあがったようですが、可否同数のため議長決裁で不採択となったことは、とても残念なことと思います。

満堂の中で朗読劇「いのちのいろえんぴつ」5月16日

DSCF6239昨年10月に発足した連研履修者の会である「いちょう会」の皆様には、当日10時半より会場の準備等で奉仕いただきました。朗読劇ということで、暗転にするためDSCF6250に、普段は外にはる幕などを利用して、窓をふさいでいただきました。

お昼前にはスタッフの方々もお越しいただき、機材の搬入や設営にも、お手伝いいただきました。お陰様で準備万端整いました。

DSCF6232_edited-1 二日前より北海道新聞や地域の情報紙まんまる新聞でも紹介いただいたお陰で、問い合わせのお電話もいただいておりました。また会場には1時間前から、おこしにDSCF6259なる方もいらっしゃり、ありがたいことで開演時間には約120名の方々にお越しいただきました。DSCF6276

 

そして2時より熱気あふれる中で、木村弘さんの司会進行により合掌礼拝ののち、住職挨拶そして、いちょう会会長の萩原建興さんの挨拶がありました。

DSCF6284いよいよチーム一番星の代表久保田夕子さんにマイクをわたし、開演となりました。「朗読塾チーム一番星」の概略・今回の朗読劇「いのちのいろえんぴつ」の説明、そして途中で歌う歌を皆さんで一緒にということで、練習をしました。

場内が暗転になり、出演者がスタンバイし、釧路厚岸町の風景や学校がスクリーンに映され、ナレーションよりはじまりました。

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出演された皆さんも、学校の担任の先生、校長先生、お父さん、お母さん、友達、そして本人の加純ちゃん等の登場人物になりきって朗読され、笑い、怒り、涙、それぞれの感情を上手に表現されながら、実際にあったこのお話を、当時の状況とそれぞれの登場人物の思いに心寄せつつ、観劇させていただきました。

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お話は平成15(2003)年に脳腫瘍のため11歳で亡くなった女の子の話であり、悲しくつらい別れのお話ですが、その子が残してくれた絵本から、「いのち」「偶然」「人と人」そして「感謝」など、多くのことを学ばさせていただく事ができます。それを朗読劇として表現していただいた尊い劇でした。

DSCF6403演劇後アンケートにご協力いただきました。その中の感想には

「とてもすばらしかったです。いのちある限り、ありがとうをあらわしていきたいと思います。また是非お願いします。」70代女性

「この度の題目は新聞やテレビで何回か紹介されていました。実話とのことと認識していましたので、どのような朗読になるのか楽しみにして参加しました。素晴らしい演技力と声で本当に感動しました。これからもこのような催しをお願いします」60代女性

「今年知人の娘さんを亡くしました。改めて一生懸命に生きないといけないと感じました。その子のためにも...。」30代男性

などなど、皆さんすばらしかったと、感想をおっしゃって下さいました。

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私のいのちは、不思議なご縁によってさずかった「いのちで」あり、自分の思いや願いによって生まれてきた「いのち」ではありません。生んで下さった両親をはじめ、祖父母、曾祖父母と、多くのご先祖が結ばれなかったら、生まれてくる事はなかった事です。両親にしても、「この子をつくろう。」と思い、生んだ親はいないでしょう。
そしてその人生も、人とくらべる事の出来ない喜びや悲しみなどを経験し、他人に真似できない生涯を過ごしていくことでしょう。それもすべて不思議な出会いと別れをくり返して、老い、病み、いずれは死(終活)をむかえます。
二度とないたった一度の人生をどう生きぬくか、「いい人生」とは「素晴らしい人生」とは「自分らしい人生」とはどんな生涯をおくる事なのか..
11歳で亡くなった加純さんの最後の詩には

お父さん、お母さん、家族の人、自然のぬくもり
みんなの愛情をうけて、人は成長していく
とありました。
我が身をふり返れば、平素から自己中心的になり、なにかと不平不満だらけの私ですが、多くの方々のご縁によって「いのち」をさずかり、両親はじめ家族や多くの方々に助けられながら、感謝の中でいのち終わるその時まで精一杯の人生を歩まれた姿に、ただ感動することです。

最後になりますが、お越しいただいた皆さん、チーム一番星の皆様、そしてご奉仕いただいたいちょう会の皆さんに心より感謝申し上げます。今後とも一般公開のご縁を企画し、地域に開けたお寺を考えていきたいと思います。

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