日別アーカイブ: 2015年9月1日

避難生活4年半がたち、今なおご苦労いただいている福島県浪江町常福寺様御一行が眞願寺を参拝される

16-01 暑い日差しはお盆を境に急激に秋風が吹き、トンボが飛ぶ季節となり秋祭り・収穫の秋へと、何かとお忙しい時期をお過ごしのことと思います。札幌組の実践運動プロジェクトとして、震災後2年続けて実施しました相馬組常福寺境内清掃のお礼参拝として、廣畑住職ご夫妻、総代小黒仁様一行10人の方々が8月20日眞願寺に参拝されました。
 このご縁を「いちょう会」では、浪江町の避難準備区域で二重三重の避難生活で大変ご苦労されている皆様方のをおもてなしをお手伝いさせていただきました。
 まず、本堂で讃仏偈を読経の後、石堂住職、高間責任総代の歓迎のご挨拶、廣畑住職からのお礼のご挨拶があり、記念撮影、記念品贈呈後、庫裡にて約一時間震災時の状況を聞かさせていただきました。被災地は、瓦礫処理は進捗中ですがまだまだ帰還は難しいことが報告されました。
 高間責任役員より眞願寺より支援金、参拝いただいた皆様方に記念品を贈呈し、眞願寺境内をご案内し、今夕の宿へとご出発、皆さんでお見送りさせていただきました。
 その晩は札幌のホテルにて札幌組主催の歓迎交流会が行われました。札幌組の野口組長さんはじめ御一行様合わせて23人で、夕食を囲んでリラックスした中で、テーブルスピーチや自己紹介があり、今朝6時に出発した長旅にもかかわらず、皆様方わきあいあいと一時を過ごさせていただきました。
 知人の奥様のお姉さんのスピーチでは『私が浪江町にある先祖のお墓を守る決心をして帰還できる時までに改築を計画。子供たちの帰還はその時本人が考えるでしょうね』。
 他の方のスピーチでは『今後は健康に留意して、後ろを振り向かないで前を見て歩く』『現実を見て、後世に伝える』……。
 御一行は21日札幌別院そして西区の證誓寺さんを参拝、登別温泉で疲れをほぐし、22日福島に戻られるとのことでした。歓迎交流会の最後には清掃奉仕に参加させていただいた木村弘さん・河合弘美さんそして私よりご挨拶『皆様方お元気でお過ごし、またお会いできることを願っています』と杯を上げて散会となりました。合掌

いちょう会会長
釋 賢徳 萩原建興

16-02

16-03

御  礼
17-04-2 東日本大震災に伴う原発事故により未だに東北教区相馬組は7ヶ寺の寺院が該当をしておる状況です。
 眞願寺さまには早くから東北教区相馬組支援活動に大変ご尽力を頂きました。特に毎年の常福寺清掃奉仕活動・拙寺の報恩講法要にもご参拝戴き避難地より集まった門信徒さんと一緒に腕輪念珠作りのボランティア活動など大変有難い御縁を頂戴してまいりました。
 皆さまのご支援で未来に向けて前進するお力を頂いておりま す中で、私達が、ご支援を頂いたご寺院や門信徒の皆さま・御同朋の社会の中で生かされている慶びの中心である阿弥陀如来様に御礼のご挨拶を申し上げたいとの思いから、この度相馬組を代表して、常福寺住職・坊守・筆頭総代小黒仁・門信徒で参拝させて頂きました。
 御縁を頂戴した方々に私達が元気で参拝出来る事が一番のお返しであると感じておりましたので、この度、眞願寺様・札幌別院様・證誓寺様の御礼の参拝旅行が実現出来た事が有難く尊い御縁であったと思います。
 今後も眞願寺門信徒さまと御縁を頂けるように、計画中であります。
 次回も宜しくお願い申し上げ、御礼の言葉とさせて頂きます。合掌
      

相馬組 常福寺 住職 廣畑惠順

17-05

『住職講座』に参加して 釋通法 宮川久美さん

11-01 6月の講座「佛花の立て方」では、始めに親鸞聖人 の御和讃『如来浄華の』から蓮の花・お花にまつわる『お荘厳』についてお話を聞きました。その後、実技として自宅の佛壇用の佛花を活けました。昨年の婦人会主催の講座に続いて二度目の参加でしたが、やはり苦戦となりました。真となる青木選び、その他の花材選びで一悩み。次に、 真の高さを決め副・受・控えと組んでいくのにまた悩み。それでも、周りの皆さんと互いの花瓶を見合い話し合い御住職からのアドバイスを受け何とか活けることができました。以前は、お参りの際に本堂の佛花を「大きくて青木も入り立派だなぁ」と見ていたのですが、「今日の青木は?花材は?どうやっていけているのかなぁ?」と観察するようになりました。その後、これまで以上に花材選び・活け方などを考えるようになり月忌参りなどではドキドキものです。今後、四季折々のお花も花材として活けることができたらと思い、とても有意義な時間を過ごすことができました。
 7月の講座では、これまで葬儀などで何気なく聞いていた言葉が浄土真宗としては不適切であるものがたくさんあることを知りました。その理由を教えていただくと、これまでに法話を通じて聞いてきたことがストンと理解できるものがありました。また、お焼香などの作法についても再確認する時間にもなりました。お参りのさいに持参する「念珠・聖典・式章」のことを三点セットと言うことを、この文を書くにあたり役員の方から教わりました。時折、お参りの席に着くと式章が逆さまの方がいらっしゃり、気になって声をかけさせていただくうちに、「首にかけたときには式章の縫い目が外側になりますね」と気づかせてもらえました。その方には失礼かと思いましたが、私にとっては有難いものでした。
 繰り返しお寺参りさせていただくなかで御住職・法務員の方々・信徒の皆さんから教え気づかせていただけることに感謝します。
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『住職講座』に参加して 総代 釋普照 木村弘さん

 6月16日は住職講座、「佛花の立て方」をテーマに行われ、午後1時本堂にて恒例の親鸞聖人ご命日法座が行われ60人もの人々の出席があり。正信偈六首引をお勤めし引き続き3階に場所を移し、40人程の出席を得て住職より佛花の活け方の基本の話を聞き種々の花を使って、二鉢程度の見本を造り実技指導をされました。
 その後参加者はそれぞれ思い思いの青木や花々を、我が家の佛壇をイメージしながら取り分け、試行錯誤の末我が家の一品を作り上げて満足そうでした。
 良い勉強に成ったことと思います。今年のお盆には皆さんのお宅の佛壇には華麗なお花が活けられることでしょう。
 7月16日 「お勤めと作法」
 午後1時本堂には60人以上の人々が集われ、いつもより参拝の方々が多く感じられ、今日の住職講座にご住職がどんな話をされるのか、皆様は興味を持って来られたであろうと見受けられました。
 此の法座では真宗としての適切語と不適切語について事例を挙げて説明があり、私達が普段なにげなく使っている言葉でもけっして適切で無い事が多々あると思わざるを得ません。又作法についても何気ない振る舞いが大変失礼に当たることも多々あるように思います。
 次にお焼香の作法を法務員が良い例、悪い例を形に表し、大変良い参考に成ったことと感じました。
 質疑の中に、他宗派の葬儀等で焼香する時は、相手方の作法でなければならないのですか、と質問がありました。私たちは浄土真宗本願寺派の信徒であるから臆する事無く、堂々と自宗の作法で行うべきであろうと思うのです。
 この度の住職講座は大変有意義なことと皆さんも満足されたことでしょう。
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一般公開講座 朗読劇「いのちのいろえんぴつ」

 8-01
 昨年10月に発足した連研履修者の会である「いちょう会」の皆様には、当日10時半より会場の準備等で奉仕いただきました。朗読劇ということで、暗転にするために、普段は外にはる幕などを利用して、窓をふさいでいただきました。
 お昼前にはスタッフの方々もお越しいただき、機材の搬入や設営にも、お手伝いいただきました。お陰様で準備万端整いました。


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 二日前より北海道新聞や地域の情報紙まんまる新聞でも紹介いただいたお陰で、問い合わせのお電話もいただいておりました。また会場には1時間前から、おこしになる方もいらっしゃり、ありがたいことで開演時間には約120名の方々にお越しいただきました。そして2時より熱気あふれる中で、木村弘さんの司会進行により合掌礼拝ののち、住職挨拶そして、いちょう会会長の萩原建興さんの挨拶がありました。
 いよいよチーム一番星の代表久保田夕子さんにマイクをわたし、開演となりました。「朗読塾チーム一番星」の概略・今回の朗読劇「いのちのいろえんぴつ」の説明、そして途中で歌う歌を皆さんで一緒にということで、練習をしました。
 場内が暗転になり、出演者がスタンバイし、釧路厚岸町の風景や学校がスクリーンに映され、ナレーションよりはじまりました。
 いよいよチーム一番星の代表久保田夕子さんにマイクをわたし、開演となりました。「朗読塾チーム一番星」の概略・今回の朗読劇「いのちのいろえんぴつ」の説明、そして途中で歌う歌を皆さんで一緒にということで、練習をしました。
 場内が暗転になり、出演者がスタンバイし、釧路厚岸町の風景や学校がスクリーンに映され、ナレーションよりはじまりました。
 出演された皆さんも、学校の担任の先生、校長先生、お父さん、お母さん、友達、そして本人の加純ちゃん等の登場人物になりきって朗読され、笑い、怒り、涙、それぞれの感情を上手に表現されながら、実際にあったこのお話を、当時の状況とそれぞれの登場人物の思いに心寄せつつ、観劇させていただきました。
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 お話は平成15(2003)年に脳腫瘍のため11歳で亡くなった女の子の話であり、悲しくつらい別れのお話ですが、その子が残してくれた絵本から、「いのち」「偶然」「人と人」そして「感謝」など、多くのことを学ばさせていただく事ができます。それを朗読劇として表現していただいた尊い劇でした。9-02
 劇後アンケートにご協力いただきました。その中の感想には「とてもすばらしかったです。いのちある限り、ありがとうをあらわしていきたいと思います。また是非お願いします。」70代女性「この度の題目は新聞やテレビで何回か紹介されていました。実話とのことと認識していましたので、どのような朗読になるのか楽しみにして参加しました。素晴らしい演技力と声で本当に感動しました。これからもこのような催しをお願いします」60代女性
 「今年知人の娘さんを亡くしました。改めて一生懸命に生きないといけないと感じました。その子のためにも...。」30代男性などなど、皆さんすばらしかったと、感想をおっしゃって下さいました。
 私のいのちは、不思議なご縁によってさずかった「いのちで」あり、自分の思いや願いによって生まれてきた「いのち」ではありません。生んで下さった両親をはじめ、祖父母、曾祖父母と、多くのご先祖が結ばれなかったら、生まれてくる事はなかった事です。両親にしても、「この子をつくろう。」と思い、生んだ親はいないでしょう。
そしてその人生も、人とくらべる事の出来ない喜びや悲しみなどを経験し、他人に真似できない生涯を過ごしていくことでしょう。それもすべて不思議な出会いと別れをくり返して、老い、病み、いずれは死をむかえます。
 二度とないたった一度の人生をどう生きぬくか、「いい人生」とは「素晴らしい人生」とは「自分らしい人生」とはどんな生涯をおくる事なのか.11歳で亡くなった加純さんの最後の詩には
お父さん、お母さん、家族の人、自然のぬくもり みんなの愛情をうけて、人は成長していく
 とありました。
 我が身をふり返れば、平素から自己中心的になり、なにかと不平不満だらけの私ですが、多くの方々のご縁によって「いのち」をさずかり、両親はじめ家族や多くの方々に助けられながら、感謝の中でいのち終わるその時まで精一杯の人生を歩まれた姿に、ただ感動することです。
 最後になりますが、お越しいただいた皆さん、チーム一番星の皆様、そしてご奉仕いただいたいちょう会の皆さんに心より感謝申し上げます。今後とも一般公開のご縁を企画し、地域に開けたお寺を考えていきたいと思います。
9-03

坊守から・平成27年9月

「老けたっしょ?!」
息子が大阪から大学の夏休みで帰省し、小学校のクラスメイト数人が家に集まり境内で焼き肉をしていました。私は
「みんな久しぶりだね♪」と嬉しく近づいて行ったところ、息子の第一声でした。
「ガーーン!それはそうでしょ~みんな20歳過ぎたんだから、お母さんだって年取るよ」 と、しょうが無く半分納得し言ったのでした。
集まった中には、母校の小学校へこの夏教育実習で教壇に立つ子がいました。来年閉校になる前に来ることが出来て本当に良かったねと話したことです。
三代にわたって通った中学校も今年新築され新校舎となりました。歳を重ねていくと、色々なことが変化し移り変わっていきます。佛教では諸行無常というのでしょう。
これからはどんな世の中になってゆくのかと、息子や娘の行く末を心配しつつ成長を楽しみに思う夏の終わりの一日でした。
お寺では秋の法要のご案内です。涼しくなったご本堂にどうぞお参りください。お待ちしております。
7-01