月別アーカイブ: 9月 2013

秋季彼岸会20日~23日

過ごしやすい初秋を迎え、皆さんいかがお過ごしでしょうか。台風18号で京都を始め全国で大きな被害がでました。心よりお見舞い申し上げます。

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本日20日より23日まで秋季彼岸会が行われます。どうぞ皆さんおそろいでご参詣下さい。23日は恒例のなごみ食堂(お昼のお斎接待)やバザーもあります。是非おいで下さい。

 

      秋季彼岸会

   9月20日(金)~23日(月)

     午後1時より3時半

法話 帯広市光心寺住職 桃井信之師

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   仏事相談室(無料)

 20日 午後4時~5時半

 22日 午後4時~5時半

   なごみ食堂(昼食のご接待)

 23日 11時半~12時半

   バザー 

 23日 午後3時半~4時半

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9月16日は清掃おみがきが行われました。あいにく雨天になり、外の清掃が出来ませんでしたが、45名の当番地区の皆さんや有志のご門徒にご奉仕頂きました。

おみがきの説明させて頂くときに、輪灯を分解しますと、けっこうな量の部品に分かれていて、あらためてその複雑な構造になっていることを学びました。組み立てるときに間違わないよう、お話しさせていただきました。

DSC00941特にご本堂の欄間の上や地下2階の倉庫など、普段手の届かない場所もきれいにしていただきました。

そしてお昼からお時間ある方々でお供物のおかざりをおDSC00936手伝いいただきました。きれいに飾って頂き、感謝します。

 

 

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さあ、今日からお彼岸、そしていよいよ28日から報恩講をお迎えします。報恩講の準備も進む中、お彼岸のご縁を大切にお念仏ご相続させて頂きたいと思います。

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安楽寺様報恩講と秋の準備

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9月に入り、寒暖の差を感じるようになりました。皆様いかがお過ごしでしょうか。北海道の本派寺院では、8月末より11月の初旬にかけて、報恩講のシーズンを迎えました。年間の恒例行事で一番大切であり欠かすことの出来ない儀式が親鸞聖人のお得を偲ぶ『報恩講』です。眞願寺でも平素からお付き合いいただいている近郊や親戚寺院の報恩講には出勤させていただき、当寺の報恩講にも御出勤いただいています。

DSC00799その中で、9月5日から7日まで、当寺相焼香の厚別安楽寺さまの報恩講がおつとまりになりました。今年は特に6日の大逮夜法要に、眞願寺の婦人会が団体参拝させていただきました。「相焼香」とは、お互いの寺院で大切な行事には、必ず出勤し「導師」などの要職を行いあう寺院のことを言います。そのご縁を代々いただいてているのが安楽寺さんです。

DSC00820ちょうど6日の大逮夜は導師として出勤させて頂き、賑々しくお勤めさせて頂きました。眞願寺の婦人会の皆さんも、お斎からごちそうになり、そのお寺お寺によってご接待のちがいもあり、大変勉強になったようです。安楽寺さんの皆さんには、身に余るご接待を頂きました。ありがとうございました。

 

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さて、当寺の報恩講は9月28日より30日と、あとひと月となりました。先日の10日には、寺報「響34号」の発送作業にあわせて、合同準備委員会がおこなわれ、お彼岸のDSC00832バザーやなごみ食堂の準備もあわせて、報恩講に向けての会議が開かれました。皆さんのご尽力を頂きつつ、準備を重ねていきたいと思います。昨年の報恩講の様子

明日の16日は、おみがき清掃奉仕がおこなわれます。お天気も心配ですが、ご本堂や境内すべてを清掃して頂きます。皆様のご協力を心よりお願い申し上げます。

12日~13日とご本堂で葬儀がおこなわれました。悲しみの中での儀式は、つらい一時でもあります。そんなご縁も、お寺できちんとしたお荘厳で意義ある儀式になればと願いつつ、故人を偲びお念仏いただいました。

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8月から総合玄関の足元に水鉢にお庭の花を飾らさせて頂いています。玄関ロビー奥の中庭には秋明菊が咲き始めました。今日は秋の雨になりました。本州では台風が心配ですね。

DSC00781まもなく秋のお彼岸をお迎えします。皆様ご自愛の中、お過ごし下さいませ。DSC00899

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東日本大震災被災地支援視察旅行記

住職 釋 了 正

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全国にある浄土真宗本願寺派の寺院は、京都の本山本願寺を中心に、各地方ごとに教区に組織され、その教区内で地域ごとに『組』に組み分けされています。
その『組』では近隣の寺院が集い、互いに協力し合いながら布教や教化伝道の活動を行っています。
わが眞願寺は、北海道教区(道内16の組からなる)の中で札幌組(札幌市と石狩管内の45ヶ寺)の一員として、各活動や取り組みに参加させていただいています。
その札幌組において、中心的な活動を「御同朋の社会を目指す運動(実践運動)」として委員会を組織し、『東日本大震災をはじめとする被災者への支援』を実践目標にかかげ、取り組んでいます。
この度はその取り組みの一環として、6月20日~21日、現地支援視察旅行に副委員長として参加してまいりました。
震災後2年半が過ぎようとしている今日、報道などでは復興の事業は進んでいるかのようには見えますが、各地域ごとにそれぞれの課題は山積し、被災者皆さんのご苦労は計り知ることは出来ません。そして特に福島県は、地震復興というより、東京電力福島第一原発の大事故による被害から、どうしたらいいのかという、復興どころか大きな壁に遮られている様な状況でした。

20日 13:00~14:30
専能寺様 宮城県仙台市宮城野区浦生字鍋沼

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熊本教区山鹿組ご一行と同じ時間に訪問する事となり、ご一緒に視察させていただいた。先ずは本堂で勤行の後、地震当日の事や津波の到達位置、そして荒れ果てた現状だったこと、その中で北海道の僧侶の方々をはじめ、多くの方々の支援をいただいて、なんとか地震後間もない4月13日の常例に間に合わせようと努力いただいたことや、その常例法座の模様など、ここまで復興してきた経緯の説明が住職よりあった。
本堂内陣など見学した後、広間で「おんこの架け橋」が制作したDVD を拝見し、お茶をいただきながら、懇談した。
 地震直後の墓地の状況はひどかったが、現在では倒れた墓石などの修復はほとんど終わった。一家10万円の改修費用を負担していただいたとのこと。
 門徒の方々の安否は把握できているが、現在でも仮設住宅に仮住まいしている方も多いらしく、今後は精神面のケアが必要になると感じているとのこと。
 住職も同じ教区内で震災の被害にあわれた寺院が多いと思うが、自分のお寺と門徒さんの事だけで精一杯で、他の現状などは知るよしもないとのこと。また、他の被災地などに行く気になれないと、自身の思いも話していただいた。(左上写真は津波到達地点をしめす)

20日 15:00~16:30
浄土真宗本願寺派「東北教区災害ボランティアセンター」仙台市青葉区支倉町 本願寺仙台別院内

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 震災より2年がたち、東北教区の現状を専従員の大下氏より聞く。当センターでは60名の宿泊が可能になっており、ボランティアを現在も募集している。作業等はその時によって異なるが、現在は名取市などの仮設住宅で、各家庭を訪問し傾聴活動や集会場などで『お茶会』を開催している。又、被災地のニーズにあわせた日帰り労働も行っている。
 ちょうど日帰り支援活動から帰られた方の情報をいただき、仮設の市場と旧小学校の体育館を訪問することとなる。
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(下写真、住職の上方には眞願寺より2年前に送られた子供の寄せ書きが掲示されていました。)

20日 16:30~17:00
名取市閖上小学校体育館

 誰もいない静かな学校の体育館に足を運んだ瞬間、2年前の震災直後の模様を思い起こさせられた。言葉が出ない。当時の報道を思い起こしつつ、何故このような状況がいまだにあるのか、想像すればするほど、被災された方々の悲しみと苦しみが、伝わってくるようだ。
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20日 17:30~18:30
名取市閖上さいかい市場

 遅い時間の訪問だったので、終わっているお店もあったが、被災者の方々の手作りポーチや、2年ぶりに再スタートできた酒蔵の吟醸酒を購入し、お店の方の大変なご苦労と、いまだに続く悲しい思いなど、聞かさせていただいた。本派の女性僧侶のCD が販売されていたので購入する。(三浦明利「被災地からのありがとう」¥500)4-1

21日 10:00~11:30
真行寺様 福島県二本松市竹田 NPO 法人TEAM 二本松

 原発より50キロにある二本松市は、避難対象区域外になるが放射線量の高いホットスポットとなった。しかし、事故当時避難する人もほとんどなく、安心していたが線量が高いことを後から知り、被爆してしまった子どもも多く、今後の発病が心配な状況だとのこと。
 佐々木氏はNPO 法人を立ち上げ、除染作業など、子どもを守る活動を行っている。お寺に隣接している幼稚園の園庭近くに線量測定器が設置されていた。隣接する家では除染作業が行われていないため、線量も高くドラム缶に水をはり、防御しているそうだ。
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21日 正午頃
浄土真宗本願寺派 福島県復興支援宗務事務所(福島県事務所)様 福島市五月町

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相馬組常福寺の廣畑氏が専従員として勤めている。常福寺は双葉郡浪江町で立入禁止区域の為、当事務所にて寺院活動をしている。
 相馬組は10ヶ寺中7ヶ寺が避難対象区域となり、現在も避難されている。今年の3月に行われた組の三回忌法要では、各地に避難されている門信徒に集まって頂く事は、経費がかかったが、いただいた支援金などをそこに使わさせていただいた。
 7ヶ寺中2ヶ寺がこの4月より許可された方のみ立入が認められたので、その一つ常福寺のボランティアに入っていただいた。大変有難かった。今後もお願いしたい。
 常福寺さんの門信徒はほぼ安否確認は出来ているが、寺院活動は各地に広がってしまった門信徒の方々をお参りするのも、移動だけで大変なようだ。
 (仮設住宅25%  借り上げ住宅70% 自己建設住宅5%) 借り上げ住宅とは県などが借り上げて仮設として入居されているとのことだが、そこには各地より送られてきた物資などは、届きにくくなっている。
 今後の見通しは中々ついていない。境内や本堂等の修復には資金が必要だが、本山などからの義援金はそのために使用させていただく予定だが、実現できるようになるかはわからない。
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写真は5月17日~19日常福寺様ボランティア作業の写真

21日(参拝)
康善寺様 福島県福島市五月町

地震直後の福島市の状況と当寺の被害状況を聞いた。地震の時には死を覚悟するほど揺れた。本堂など伽藍もいたんだが、地震保険に加入していたので、一応の復旧は出来た。門信徒の方々も、屋根の瓦が落ちるなど、被害も多かった。(康善寺様は、眞願寺と親戚寺院になります。)
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 訪問先の寺院などには、札幌組よりお見舞金(災害支援金)と支援物資(江別製粉さんの道産小麦の乾物商品など)を納めさせていただきました。
 今後の取り組みについては、第2回現地支援旅行を秋以降に企画し、福島県相馬組を中心とした支援活動を行いたいと考えています。そして組内の多くの方に協力していただけるよう準備を進めます。皆様のご理解とご協力をお願いいたします。

利益と環境

 大自然の循環は、大気、水、土壌、生物等の間を物質が循環し、生態系が微妙な均衡を保つことにより成り立っている。その中から恵みである資源を採取して、私たちがより豊かな生活を手に入れるため、経済社会において循環し、ものを造り生産してきた。それによって出た廃棄物などは、再利用されるものもあるが、利用不可能なものは排出され続け、その代表的なものが「二酸化炭素」などのガスで、オゾン層の破壊や温暖化の原因とされ、近年世界規模で排出削減が議論されてきた。
 しかし、その矢先におきた東日本大震災、そして今なお進行中の原発事故は、多くの人々が避難を強いられている中で、収束する気配もない。そして非常に危険で排出することができないタンクにためてあった汚染水が、ついに世界に通ずる海に流失し始めたことがわかった。大自然の循環を考えれば、これは世界中の生命にとって危惧する大問題として受けとめなければならないだろう。
 ご門主様は昨年1月に発布された御消息に『今回の原子力発電所の事故は、自然の調和を破り、後の世代に大きな犠牲や負担を強いることになりました。これは肥大した人間の欲望のもたらしたところにあります。~中略~凡夫(私)の身でなすことは不十分不完全であると自覚しつつ、それでも「世のなか安穏なれ、仏法ひろまれ」と精一杯努力させていただきましょう』と申された。
 「努力」するのはまず『私自身』、そして生きとし生きる人すべて。利益優先なのか、それとも自然環境なのか。関係のない人は誰もいない。
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坊守から・平成25年9月

 澄みきった高い空に色々な形の雲が浮かんでいます。秋ですね。
 一人で車を運転し出掛けるとホッとすることがあります。ラジオを聞いていたら心に残るお話があり、思わず帰宅後メモをしました。

『結婚前は 大きく 目をみひらき 結婚後は 半分 目をとじなさい』

 夫婦が上手くいくコツだそうです。なるほど!ですよね。
 夫婦だけではなく親子だったり、対人関係に通じる言葉かもしれません。近い存在になればなる程ついつい目を見開いて悪いところを見つけてしまう自分に反省したことでした。(ごめんなさい住職 笑)
 心地よい季節となりました。忙しい日常ではありますが、お法(みのり)を聞き、そんな私の姿を反省させていただきたいものです。皆様もどうぞお寺にもお越しください。
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