月別アーカイブ: 10月 2012

日々変わりゆく境内の紅葉



10月も今日で終わり、今年もあと二ヶ月となりました。街ではカボチャ祭りのようなハロウィンで賑わっているようですが、仏教とは何の関係もないですね。それより、過ぎゆく月日の早さを感じるとともに、震災より2年目になり、そこにどれだけ向き合ってきたか、反省する日々です。



境内ではそんな過ぎゆく時を私に教えてくれます。白樺や桜の木から始まった紅葉も、もみじやツツジ、そしてナナカマドなど、色鮮やかに紅葉しています。

一雨ごとに、い日に日にその姿を変え、美しい時の流れを演出してくれています。



 

 

そんな中で、まだまだイチョウの木は緑濃く、この木だけはまだ夏の様ですね。街路樹のいちょうは、それぞれに色づいて来ましたが、この木は紅葉せずに散ってゆく珍しいイチョウの木です。



紅葉して散っていくそれぞれの葉は、ただ自然に身を任せ、風や雨にあたって、静かに散っていきます。そして、未来の肥やしとなっていのちを繋いでいくのでしょう。すばらしいですね。秋は「いのち」を教えてくれます。



7月より各ご門徒宅で始まったお取り越し報恩講をはじめ、眞願寺での三日間の報恩講、そしてお付き合い寺院や御別院の報恩講は11月半ばで終わり、明年1月9日より16日までの京都本願寺御正忌報恩講をお迎えすることとなります。真夏にはじまり真冬に終わる『お取り越し報恩講』ですが、最後まで尊いご縁をたくさんいただく御相続の日々でありたいと思います。

秋も深まり、寒い日も多くなってゆくことでしょう。11月は14日より三日間秋季永代経がございます。どうか皆さんご自愛の中でお念仏相続され、是非眞願寺までご参詣下さい。称名

婦人会一泊研修旅行~帯広~

帯広勝興寺様~本願寺帯広別院様~十勝川温泉第一ホテル~清川紫竹ガーデン

10月16日、17日の一泊二日で帯広に研修旅行に行ってきました。今回は眞願寺と親戚寺院のご縁をいただいている帯広市内の勝興寺様に先ずはお参りさせていただきました。

勝興寺様は現住職さんで第二世ということで歴史は浅いのですが、ご住職を中心に教化に取り組まれ、年々ご門徒数も増加し、報恩講をはじめ降誕会、元旦会など、満堂の参詣の中でご法要を営まれているようです。学ぶべきお話しも多く、参加いただいた婦人会の皆さんとご一緒に、住職さんのご苦労されているお話しを聞かさせていただきました。現在は坊守さんの陰ながらのご苦労をいただく中でお寺のきりもりをされ、又、三年前に若院さん夫妻(現在はかわいいお子さんが二人おいでになります)をお迎えになられ、二人で法務に奮闘されているようです。その若院の奥さんが、私の従兄弟になり親戚寺院となりました。



勝興寺様を後に、本願寺帯広別院を参拝させていただきました。真っ赤な屋根の大きなご本堂に入り、その広さと、天井の高さにあらためて『うわ~っ。広いですね~。』と皆さんしばし驚いておられました。さすがに帯広別院、りっぱですね。またこの日は永代経が終わったところで、お内陣もきれいにお荘厳されていました。



ご輪番よりご挨拶いただき、職員さんよりご説明いただきました。対面所ではご別院の婦人会の皆様によりお茶のご接待をいただき、しばし歓談させていただきました。又納骨堂をはじめ、会館や和室などもご案内いただき、別院のスケールの大きさに皆さんと感銘しながら、見学させていただきました。境内にある親鸞聖人の銅像に参拝し、夕日に光り輝くお御堂に手を合わせ、職員さんや婦人会のお見送りの中、宿へと向かいました。

 



宿の宴会には勝興寺様の若院さんご一家をご招待させていただき、皆さんと楽しい団欒の一時を過ごしました。ここのお子さんは、『シャボン玉とんだ』の歌が大好きで、というか私といっしょに踊るのが好きで、それを待ち望んでいるようでした。別に約束をしていたわけではありませんが、「歌うか?」と聞くと「うん!」(笑)と言うことで皆さんの前で初披露!

婦人会の皆さんも一所に歌って下さり、僕は二回、そしてお姉ちゃんも最後に踊り、宴会も盛り上がっていきました。もちろんご一家のお帰りの時は『かえりたくな~い!!』の連発でしたが、温泉に入って帰りの車の中ですぐに寝たことでしょう。また歌おうね (^o^)

翌日17日は「花畑牧場」で買い物をしてから、美栄町にある紫竹ガーデンを訪れました。紫竹昭葉さんが1万8000坪の廣大な牧草地を24年前に購入され、フラワーガーデンをはじめられ、22のゾーン、13のコレクションをもつすばらしい庭園になっていました。

ちょうどご本人が説明していただき、23年前に植えた「ほうのき」がこんなに大きくなったの!と。よかったらこの種もってって~。と気さくにお話しいただきました。ちょうどフジテレビの撮影もあり、私達と一所にあれこれお花の説明をしていただきました。そのうち全国ネ



 

 

 

ットで放映されるかも知れませんね。

雨の予報もありましたが、お天気にも恵まれ、帰路についてから降り出しました。二日間という短い旅行でしたが、実りの多い研修となりました。勝興寺様、帯広別院の皆様、そして旅のお手伝いをいただいた多くの皆さんに心より感謝申し上げます。

江別市戦没者追悼法要(遺族会主催)が眞願寺で

10月に入り一雨ごとに秋らしくなってきました。季節の変わり目をむかえ、体調管理が大切な時期でもありますが、皆さんいかがお過ごしでしょうか。

 毎年の秋の恒例行事である江別市遺族会戦没者追悼法要が、今年は眞願寺本堂を会場として、10月10日10時より行われました。この法要は「奉仕寺院」として登録していただいている市内各寺院が会場を持ち回りで行われています。今年は眞願寺の会場となり、市内各宗派のご住職が集い、ご法要をお勤めさせていただきました。今年はご寺院のご都合が合わなかったのか、四ヶ寺の出勤でした。皆さんの日程調整も難しいですね。



ご法要では私が導師を勤めさせていただき、来賓の皆様より追悼の辞をいただき、御遺族皆様にお焼香をいただきました。毎年のことですが、残念ながら今年も市長は来られず、副市長が代務でおいでになられていました。

ご法要の最後に当番寺院の住職(導師)より講話と言うことで、少しお話しをさせていただきました。浄土真宗本願寺派において、毎年9月18日に行われている『千鳥ヶ淵全戦没者追悼法要』をご紹介させていただきました。この法要は悲惨な戦争を再び繰り返してはならないという平和への決意を確認するため、戦争で犠牲になられたすべての方々を追悼し、東京・国立千鳥ヶ淵戦没者墓苑において修行されています。そのご法要には老若男女問わず、多くの学生も参列し、戦争を学ぶ大切なご縁となっています。

 その時に今年も中学生と高校生のすばらしい作文が披露されました。その作文をご紹介させていただき、率直に我々も、今一度認識を新たにして行かなければならない。そして、子や孫の若い世代に、この悲惨な歴史をきちんと伝え、平和の世界をめざしていくこと。そして、戦禍で犠牲になられた多くの方々、わが真宗においては浄土往生され、みほとけとなられた方々のご苦労を偲び、殺し合うことが合法とされる戦争、まさに地獄の世界を二度と起こさないよう、勤めていかなければならない。それにはこのご法要に参拝される方が、年々減少しているが、若い方々が参拝していただけるよう、ご尽力いただきたい」と申し上げさせていただきました。

ご法要の中で『表白』という法要の趣旨や思いを導師として読まさせていただきました。


「『殺してはならない』と仰せられたみほとけの御誡めを破って、武器を取り聖戦の名のもとに戦場に赴かなければならなかった仏教徒たちの悲痛な心を決して忘れることは出来ません。しかし、私どもの多くはそういう犠牲者たちのことを忘れ果てて今日の繁栄に酔い痴れております。」

と申させていただきました。まさしくこの私のことと懺悔しつつ、お念仏申させていただいた、尊いご法要でした。予科練に志願し戦禍に赴き苦労した実父も往生され7年がたちます。その実父の残してくれた「戦争体験記」を近々読み返そうと思っています。

ご法要が終わり、記念講演として『介護予防のポイント』と題し、江別第一包括支援センターより保健師を招き、いつかは必要になる私の問題としてもためになるお話しを聞かさせていただきました。これも大事なことですね。



 

 

 

今年は遅くなりましたが、北海道の大雪山にも初冠雪のニュースが聞こえてきました。鮭の遡上も道内各地で見えるようです。境内の木々も幾分色づきはじめたようです。まもなく紅葉の季節ですね。皆様どうかご自愛いただき、すばらしい秋の季節をお過ごし下さい。

 

24年度報恩講を終えて~ご挨拶~



報恩講にご参詣いただいた皆様へ

お陰様で本年も9月28日より30日まで三日間、今年も宗祖親鸞聖人報恩講を修行させていただきました。北海道も例年になく残暑厳しいお彼岸でしたが、9月末になり幾分秋の気配を感じつつ、過ごさせていただきました。

 9月11日の準備委員会からはじまり、16日には清掃おみがき、そして四日間のお彼岸をへて「報恩講」をお迎えしました。寺内のことにはなりますが、総代さんはじめ、壮年会・婦人会の役員の皆さん、当番地区の皆さん、そして参拝いただいた多くの皆さんに心より感謝申し上げます。

 

又、御講師の清岡隆文先生はじめ、ご法中の各ご寺院ご住職様には、金曜日~日曜日という法務お忙しい日程の中で、お差し繰り御出勤いただき、ありがたく存じ上げます。

 私も皆様とご一緒に報恩講にお参りし、親鸞聖人の御遺徳を偲びつつ、お念仏に出逢えたよろこびをあじわい、尊い三日間を過ごさせていただきました。

 

 

 明日より来年の報恩講に向けて、「念仏繁盛・寺門興隆」をテーマに、歩みをはじめていきたいと思います。





どうか皆様も日々お念仏をよろこび、家族・親族皆様おそろいでお寺の諸行事においでいただきますよう、心よりお願い申し上げます。合掌