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平成19年年頭  住職の書

平成19年年頭・住職の書

平成19年1月

佛教壮年会が創立10周年を迎えました~お寺とともに歩んだ10年~

佛教壮年会

佛教壮年会は、平成8年2月に結成され10年の節目を迎えました。ご住職及び総代、婦人会の皆さんのご指導により、お寺とともに歩んだ10年でありました。日頃お寺といえば葬儀・法要等でのお付き合いにとどまっていましたが、壮年会結成により浄土真宗とのご縁をさらに深めることができたところであります。

創立10周年を記念して、記念事業が行われました。当日はお彼岸の中日にあたり、春季彼岸会満座法要に引き続き記念事業が催され、壮年会会員の皆さんはもとより、門信徒の皆さんの多数の参加をいただきました。

春季彼岸会住職法話・満座法要
法話は午後1時から・法要は法話終了後引き続き
特別講演
3月21日(火)午後2時30分から・眞願寺本堂にて
テーマ「報恩感謝-人に子どもに光あれ」~あなたに還る家がありますか~
講師:子ども家庭教育フォーラム代表・富田富士也さん
記念式典
午後4時30分から
記念祝賀会
午後5時00分から

眞願寺佛教壮年会会長挨拶

眞願寺佛教壮年会は、平成8年2月、会員73名、初代会長に安孫子建雄氏を選任し発会し、お寺とともに歩んだ10年でありました。現住職をお迎えし、瑞江坊守様とのご婚儀、本堂の落慶法要等を通して、新しい住職を盛り上げ、青壮年の横のつながりを大切にしようとの提案により平成7年10月に準備委員会を設置し、当時札幌で開かれた第12回全国佛教壮年北海道大会に準備委員全員で参加し、発会に向けた準備を進めました。

この10年は、ご住職様、坊守様、前坊守様、総代各位、佛教婦人会の皆様の温かなご理解とご協力の賜とお礼申し上げます。
平成20年にお迎えする当寺の開教125年慶賛法要のスローガンにありますように「未来に受け継ごう このお寺を お念佛のともしびを」をテーマとし、役員・会員一同で護持発展に努めていきたいと思います。
なお、記念式典にて、記念品として「御代前菊輪灯一対、ホワイトボード一台」を贈呈しました。

眞願寺佛教壮年会
会長 萩原 建興

萩原建興会長の挨拶
萩原建興会長の記念品贈呈
眞願寺佛教壮年会萩原建興会長の挨拶と記念品贈呈

特別講演・報恩感謝-人に子どもに光あれ-「あなたに還る家がありますか」

富田富士也さんは、子ども家庭教育フォーラム代表をされ、幼児教育から青年期までのカウンセリングを中心として相談員・教育福祉臨床を目指す人たちの育成に携わり全国的に活躍されています。
浄土真宗ともご縁が深く、全国での講演活動、本願寺出版からも多数の著書があります。昨年、6月の名古屋で開かれた佛教壮年東海大会にて先生の講演を拝聴し、是非とも創立10周年事業に講演をお願いしました。
当日は、エネルギッシュな講演に参加者一同感謝したところであります。また、先生の書籍の販売を行い、先生直筆のサインを記していただきました。

富田富士也さん
富田富士也さん
富田富士也さんの講演とサイン会

富田富士也さんのご紹介

富田富士也さん
主な役職
子ども家庭教育フォーラム代表・文京学院大学生涯学習センター講師・日本外来精神医療学会常任理事・日本精神衛生学会理事・日本学校メンタルヘルス学会運営委員・全国青少年教化協議会評議委員
経歴
1954年静岡県御前崎市出身。総合労働研究所に勤務しながら、教育相談ボランティアとして10年間活動。その後、相談活動を生業にし、民間の青少年相談援助機関を開設する。そして現在は幼児教育から青年期までのカウンセリングを中心として相談員、教育・福祉臨床を目指す人たちの育成に携わっている。若者たちの人間関係づくりをネーミングとした「引きこもり」は社会的な反響を呼び続けている。さらに自己肯定感を語り込む「還る家」「せめぎあって、折り合って、お互いさま」の心は老若男女を越えて共感の輪を広げている。
現在は、特に相談室を訪れる若者の声を聞き続けるなかで、幼児期からの「コミュニケーション」の育ちに関心を深めている。そして、カウンセリングの”専門性”を高めることよりも日常・生活化をすすめる「コミュニケーションワーク」の普及につとめ、NHK教育テレビにて「寅さん的コミュニケーションのすすめ」として再々放送されました。また、「カタルシス(浄化)カウンセリング」の取得を目的とした参加型のワークショップ研修会も各地で開催され、学びの輪を広げている。
主な著書
報恩感謝 開かれたお寺」(北水)
還る家をさがす子どもたち」(東山書房)
子どもの心が聴こえますか?―バーチャル時代の子育て3つのキーワード 」(ハート出版)
ねぇぼくの気持ちわかって―カウンセリングの心」(法蔵館)
お父さん、お母さんこっち向いて」(本願寺出版社)
他多数

記念式典および祝賀会の風景

参加者全員で記念撮影
参加者全員で記念撮影
記念式典および祝賀会の風景
記念式典および祝賀会の風景
お彼岸の中日にあたり記念事業の前に、午後1時より春季彼岸会住職法話が行われた。

当日は、大変お忙しい中、記念事業にご出席を賜り厚くお礼申し上げます。10年間の思い出話など盛り上がった記念事業とすることができました。今後も壮年会一同護持発展のため努めていく所存でございます。(住職記)

記念式典および祝賀会の風景
記念式典および祝賀会の風景
記念式典および祝賀会の風景
記念式典および祝賀会の風景
記念式典および祝賀会の風景
記念式典および祝賀会の風景
記念式典および祝賀会の風景
記念式典および祝賀会の風景

創設30周年を記念して北海道にキャンプ遠征 東京明西寺ボーイスカウト眞願寺に参拝

東京明西寺ボーイスカウト眞願寺に参拝
ご本堂で参拝記念

私(住職)の実家である東京都調布市の明西寺には各教化団体の中にボーイスカウトがあります。(調布9団)私も発団当初より一期生として関わりをいただき、眞願寺に入寺するまで、スカウト及び指導者(リーダー)として登録されておりました。実際には入寺の前は京都の本願寺におりましたので、約15年間ほど多くの先輩諸氏や仲間そして多くの後輩とともに、野外活動を通し、また、お念仏を拠り所として、真の青少年の育成にご縁を頂いてきました。

東京明西寺ボーイスカウト眞願寺に参拝
キャンプ地で朝礼

思い起こせば、これまでボーイスカウトで多くの皆様と出会い、そしてすばらしい経験をいただきました。どれだけ笑いどれだけ怒り、どれだけ嬉しかったことでしょう。中学生時代より日常生活の中で、どれだけ悲しいことやつらいことがあろうとも、私を受け入れてくださったのがボーイスカウトでした。どこにもいる場所がなくなってもここには、私の座る場所を皆様がここにおいでと、いつでも迎え入れてくださっていました。今の私の原点は、ボーイスカウトそのものです。私の還る家は今も明西寺の裏にある、ピカピカに光り輝くスカウトハウスです。明西寺に行くたびにハウスを覗きにいっています。

そんな調布9団が30年を迎え記念すべきキャンプを北海道でお迎えできたのは、何にもかえがたい喜びでした。遠路はるばる本当にようこそおいで頂きました。今回の遠征は御一行15名と、人数こそ昔を思えば少なくなってしまいましたが、皆さんでキャンプ初日8月17日に眞願寺に来寺参拝いただきました。 婦人会の人にお手伝いをいただき、昼食をすませ、私と子供2人も便乗して出発。羊蹄自然の森キャンプ場(真狩村)で4泊5日(私たちは3泊、坊守も1泊・従兄弟家族も2泊便乗参加)の大自然を満喫していただきました。

その間雷混じりの雨もあり、プログラムも天候に左右されましたが、すばらしい経験とご縁の深さを感じつつ、過ごしたテント生活でした。

東京明西寺ボーイスカウト眞願寺に参拝
佛参の時、目をつぶり心静かに自然のいのちの音を聞き

キャンプ地で朝礼東京でこの団が発団した当時、一生懸命に発団の準備から、スカウティングを教えてくださったのが山口氏でした。その山口氏が、私が結婚し江別に永住することを一番よろこんで下さり、是非とも江別でボーイスカウトをしなさい。と、激励してくださいました。その山口氏がはじめに教えてくれたソングが「ピリカの歌」でした。実は北海道砂川の出身で、一時樺太におられた方です。もう亡くなって5年以上が過ぎますが、東京出身の私が、この北海道に縁あって移り住み、自分の子供に「ピリカの歌」を教え一緒に歌っていますと、氏を思い出さずにおれませんでした。そして多くのご縁を頂いた物故者の皆様、そして先日往生された実父がボーイスカウトにどれだけ力をそそいできたかを思えば、ただただ多くの皆さんの後押しがあって、このキャンプが実現できたのかと、胸が熱くなるばかりです。数え切れない多くのご恩に感謝し、少しでもお返しが出来たらと思いつつ、お迎えさせていただいたキャンプでした。

キャンプ中には大自然の中で佛参をおこない、皆さんと手を合わせ「いのち」を見つめ、お念佛をよろこばさせていただきました。はじめてボーイスカウトに参加したうちの子供達もとてもよろこび、下の礼華は「私もボーイスカウトに入りたい」といいだしました。いつの日かのご縁を夢見ながら、写真をながめる毎日です。

最後にこのキャンプのためにご尽力いただきました婦人会の役員有志の皆様はじめ、総代さん、壮年会さん、そしてたくさんの野菜などを提供してくださいました門信徒の皆さんに心より感謝申しあげます。

弥 栄
住職 釋了正

東京明西寺ボーイスカウト眞願寺に参拝
横断幕を前に

創設30周年北海道記念キャンプの御礼

ボーイスカウト調布9団ベンチャー隊隊長 簗場保孝

この度は、住職を始め皆様方に大変ご迷惑をかけると、存知ながら、調布9団創設30周年記念キャンプを、創設者・故・山口正良の生誕の地、又、発団1期スカウト、了正住職の活動されている北海道で祝いたく、「ピリカ北海道・ピリカ調布9団」をテーマに、総勢13名、8月17日~8月21日の期間で計画・実行させて頂きました。

17日は、眞願寺到着が少し遅れましたが、ご住職ご家族総代長髙間様夫人・壮年会会長萩原様・婦人会会長安孫子様婦人会の皆々様・高田様ご家族に温かく迎えられ、ご本堂に上げていただき、御参りをし、ご紹介を賜り、心温まる、昼食のご接待を戴き、皆様方のご親切に感謝し、ご住職の案内で、キャンプ地真狩村の羊蹄自然の森キャンプ場に出発させていただきました。

後日、御住職、高田様ご家族も参加していただき、登山に、自然観察、工作、熱気球、炊事、セレモニー、キャンプファイヤーと、毎日朝4時~5時起床、10時就寝の忙しい日々でしたが、1人の病人、けが人も出さず、今回の目的・広い大地で絆を大事にし、大きな志を持って貰いたいとの、願いは、スカウトたちに充分伝わったと思います。

大変ご迷惑をかけましたが、創設30周年記念キャンプを北海道で行えたことは、私たちには、生涯忘れえぬキャンプでした。
これをご縁に、長き御付き合いをお願いしたく、又、いずれの日か、北海道の地を訪れたく、日々努力してまいります。
この度は、眞願寺・ご門徒様に頂いた、ご親切、笑顔に御礼がしたく、掲示板に投稿させて頂きました。有難う御座いました。

弥 栄

恒例行事 樺太移住殉難者の墓前法要

恒例行事・樺太移住殉難者の墓前法要
お盆の墓地参拝日に総代さんと参拝

6月17日(土)午後3時より樺太移住殉難者の墓前法要を江別市やすらぎ苑(市営墓地)で行いました。

明治中期に日本とロシアの領土問題で、多くの樺太先住者の方が移住を強いられ、伝染病で亡くなっていかれました。その歴史を受け止め、真の平和を考たご法要でした。

小雨交じりの中ではありましたが、多くの有縁の皆様に参詣いただき、一期一会のご縁をいただきました。文化・宗教・政治や思想を乗り越え、真の平和を考え、未来へこの歴史を伝えていくことを、皆さんとともに語り合いました。

法要終了後、皆さんで眞願寺までお越しいただき、110年以上前の対雁の碑の建碑法要の写真を見ていただきました。そこには眞願寺の境内で衣をまとった僧侶、洋服の上野組合長、多くの日本の老若男女、そして樺太先住民の皆さん。ご縁ある方々が一同に集われていました。

それから100年以上の月日を歴て今日、当時と同じように、国と国の争いなどの犠牲になっている方が後を絶ちません。残念なこの現実を正面から見つめ、いのちの尊さをこの墓前で語る必要を感じました。又来年ひとりでも多くの皆様と集いましょう。

尚、毎年の法要は6月第3土曜日午後2時より対雁墓地内にて行われ、親睦の集いがその後眞願寺で行われています。

恒例行事・樺太移住殉難者の墓前法要
法要を終えて、眞願寺で実行委員会の皆さんと

当寺住職の尊父(明西寺前住職)御往生

当寺住職の尊父(明西寺前住職)御往生眞願寺住職 了正師のご尊父(佐々木正文師、明西寺前住職)が平成18年4月17日、79歳をもって浄土還帰なされました。

4月24日の通夜と25日の葬儀には、ご寺族ご親戚、また大勢の門信徒の方たちに囲まれて、多摩組の僧侶によるご葬儀が盛大ななかにも悲しみに包まれながら、しめやかに営まれました。謹んでお念佛申し上げます。

なお、当寺(眞願寺)からも、総代 髙間専造氏夫妻はじめ総代各役員の皆様、そして厚別 安楽寺坊守様はじめ近隣の親戚ご寺院の皆様にもご参拝いただきました。

「明西寺佛壮だより」のなかで、住職の了宣師(眞願寺住職の令兄)が「……自分が、自分がの『が』が問題である事を、私は父の往生によって知らされた。父の恩の上に築かされていた私の自己中心的な幸せで佛法の恩に気づかされている自分をみつめながら、日々を送っている。……」と述べておりますが、住職 了正師の思いも同じではなかろうかと、お察し申しております。

(鈴木 彰)

当寺住職の尊父(明西寺前住職)御往生
平成6年眞願寺住職継職法要、本堂にて中央尊父正文師、右隣り令兄了宣師(現明西寺住職)

父を思うとき おこられると震え上がった時を思い出す
父を思うとき 一緒に大声で笑ってくれた時を思い出す
父を思うとき お酒に酔ったうれしそうな顔と大声を思い出す
父を思うとき 頭と顔をいたいほどなでてくれた時を思い出す
父を思うとき 数え切れないほどはむかってきた自分を思い出す
父を思うとき 一緒に泣いてくれた時を思い出す
父を思うとき 私のことで先生に頭を下げてくれた姿を思い出す
父を思うとき 見えなくなるまで見送ってくれたあの時を思い出す
父を思うとき 「ありがたいのう。なんまんだぶつ」の声を思い出す
父を思うとき 「もったいないのう。なんまんだぶつ」の声が聞こえてくる
父を思うとき うれしくてうれしくて涙が止まらない。
父を思うとき あなたの子供に生まれて本当によかったと思う。
お父さんありがとうございました。あなたが大好きです。