住 職 釋 了 正 本年も御正忌報恩講に参拝させていただき、尊いご縁をいただきました。京都の冬は底冷えと言いまして、特にお御堂は寒いです。ストーブもなければ、暖房器具は何もありません。座っておりますと、すきま風が入り、足 […]
住職から
お盆はお寺に詣ろう
お盆というとお墓参りして、先祖供養するものと考えられがちですが、本来の佛教の意義を考えみますと、一概にそうとは言えません。み佛となられたご先祖を偲ぶのは当然ですが、私の歩んでいく道を聞くことも大切と言えるでしょう。 尊者 […]
ともにいのち輝く世界
秋の晴れた日、デジカメを右手に境内の工事現場を歩いていると、目の前で草花にきれいな羽根の“くじゃく蝶”がとまった。その瞬間を「チャンス!」ととっさにシャッターを押した。 後でパソコンで見てみるとブレもなくなかなかの出来で […]
寂-じゃく-
日本画院展に入選された作品「寂(じゃく)」を、当寺の門徒蟹谷洋子さん(野幌町)が眞願寺に寄贈された。紫陽花のすばらしい色合いの中、山寺の山門を遠くに見つめながら、一段一段向かっていく自分の姿が見えてくるようだ。 普段の生 […]
よろこびも悲しみも
生きていく中で誰しも「よろこび」と「悲しみ」は絶えずおとずれてきます。それも降り積もった雪が解けていくように、次第に記憶から無くなっていくことも多い中、忘れられない事として、心に残されることもあります。生きるとは、さまざ […]
彼岸によせて
「私のいのちって・・。」私は両親より授かったいのちです。もっと深く考えてみれば多くのご先祖のご縁によって、いただいたいのちを今、生きています。 「ご先祖はいま・・・。」ご先祖はかの岸、お淨土へ往かれましたそしてみほとけと […]
自業自得
今冬は温暖化の影響なのか、江別も少ない積雪で、うれしいような気もしましたが、逆に今後のゆくすえが心配になってきました。私たちは、地球、自然、そしてこの土地や食する多くのかけがえのない恵みを、私たちのものと勘違いし、楽に住 […]