住職から」カテゴリーアーカイブ

元旦

 元旦は、『今年もいい年でありますように』と願う方も多いようです。この娑婆世界は、諸行無常でいつ何が起こるかわからない世界です。
 悲しいこと、苦しいこと、喜びや嬉しいことなど、その方の感性もありますが、生きていると予想外のあらゆる事もあるでしょう。その一つ一つのできごとは不思議なご縁ですから、いいこと・悪いことと区別することはできません。だから出来事をできうるだけ受けとめながら、精一杯の人生を生き抜きましょう。
 自己中心的な私は、欲や怒りも捨てることが出来ず、悩みも多いのですが、十あるおもいの中で『足るを知る』という言葉を思い出しつつ十から一つでも減らし、時には一歩さがり見つめることも大切なことです。
 私のすべてを知り抱きしめてくださっている阿弥陀様とともの人生を、一日一日お念仏を称え、生かさせていただきましょう。

眞願寺元旦会法話

年頭 住職の書

とうさん



大切なあの人を思いだし
手をあわせると
自然に声に出てくる
「とうさん」
もうお別れして
何回目のお盆になるだろうか
しみじみとその姿を思いだし
いただいたご縁をふり返れば
目の前にうかんでくる
真面目な顔
怒った顔
悲しそうに涙したあの顔
優しい眼差しで
ほほえんでくれたあの笑顔
「とうさん」
きっとお浄土からいつでも私を案じ
励まして導びいてくださっている
お盆の日も・お正月も・いつの日でも
必ずお念仏に出会えよと
このお浄土に向かって
精一杯生きぬけよ
ここでまってるよと
「とうさん ありがとうございます」
「南無阿弥陀仏 なもあみだぶつ」
そのお導きのお陰で
お念仏が私の口からあふれてくださる
今日は歓喜の盂蘭盆会

写真:8月朝の眞願寺境内で

時を越え時代を越えて私に


子供の頃は『正信偈』のお勤めしなければ、ご飯食べられなかったもんねー。お勤めの後の「おふみ」がまた長いの聞いているのが辛くってねー。
あるご法事でお勤めする前に、子供の頃の話をされていました。そんな話をされながら、お経の本を皆さんに配られていましたので、「今日のお勤め、何にしますか?」と聞くと「いやいや、ご住職の読まれるお経さんでいいですよー。」「まあまあそうおっしゃらずに、正信偈っておっしゃってましたね。
いかがですか?」「いやいやありがとうございます。」ということで、ご一緒にお勤めしました。皆さん大きな声でお勤めし、御文章もきちんと頭を下げて聴聞いただきました。その姿を、ご一緒に子供さんや孫さんがご覧になりつつ、なれないお経の本を一緒に読んでおられました。この日のご法事のおばあちゃんはとても「ありがたい方」で、いつもお念仏をお称えになっておられた方でした。そのおばあちゃん・おじいちゃんのお姿がきちんと相続されていることを実感したご法事でした。そしてこの法事が新たなご相続のご縁となっていることも実感したことでした。
時を越え、時代を超えて、親鸞聖人のお心が多くのご先祖を通して私に伝えられていることを頂いたご縁でした。

壮年会総会・新年会 1月29日

昨年20周年を終えた壮年会、新たな年度をむかえ30年に向かって1月29日総会・新年会が行われました。総会に先だち勤行の調声は幹事の髙間さん、脇に会計の月田さん、幹事の熊野さんによって、重誓偈のお勤めをさせていただきました。

住職と髙間責任役員より、20周年を記念してお寺に経卓二基を寄贈していただいた御礼や、平素からお寺の行事に奉仕いただいていることに感謝し、これからも会員の皆様のご協力によって壮年会を盛り上げていただきたいと、挨拶がありました。

総会では事業報告・決算および事業計画・予算がそれぞれ審議され、上程通り承認いただきました。また、宮崎会長より退任願が提出されたのに伴い、任期途中ということもあり、後任に徳永副会長が会長に就任されました。

 宮崎会長には、7年間という長期にわたって会長をお勤めいただき、特に20周年という節目も、会のまとめ役として尽力いただきました。また、札幌組の代表して教区の理事に、そして理事長となられて、北海道を代表してご本山等にも度々出向いていただきました。心より御礼申し上げます。

総会も終わり、新年会が広間で行われました。歴代の会長である安孫子さん、萩原さん、そしてこの度退任された宮崎さんにご挨拶いただき、これからの会の発展を共に願いつつ、膝を交えつつ楽しい宴を過ごしました。

また、新たに会員になられた、二階堂さん、筒淵さんにもご挨拶いただき、お仲間が増えたこもとても嬉しいご縁となりました。