坊守から・平成27年3月

投稿日:2015年3月1日

10-04 先日、ママ友(子供の友達のお母さん達)とお昼ご飯を食べに行きました。
 話題は大抵子供のこと、学校や塾のこと、旦那さんのことなどなど。話は盛り上がり、笑ったり怒ったりと楽しい時間でした。なんと言っても主婦には上げ膳据え膳で美味しい物が食べられるという幸せなひとときなのです。
 その時の会話の中で、あるお母さんが「もうこの歳になったら日常で怒ってくれる人いないよね~お寺行ったら住職さん説教してくれるかな?!」と。
 一人だけ旦那さんに怒られる!という方以外みんな同感し、私は「いいよ いいよ いつでもお寺に来てね♪」と、みんなで笑ったのでした。
 家に帰ってから、子供の時は親に厳しく叱られたことを思い出しました。この歳になると子供に叱ることはありますが自分が叱られることは中々ありません。注意されないと、ついつい自分が一番正しいと勘違いしてしまって、考えも偏ってしまいます。
 「あぁ私も本堂に行ってお説教(ご法話)聞かなきゃ」と思った一日でした。
 お説教を聞くとは叱られることではなく、仏法のお話を聞いて自分を振り返りながら色んなことに気づくこと。皆さん安心してお話を聞きに来て下さい。もうすぐ春がやってきます。心も軽くなったらよいですね。