報恩講 ③ お陰様で満座法要~明日より来年の報恩講に向かって

投稿日:2014年10月7日

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最終日の30日、やや雲行きの悪い中ではありましたが、朝6時の集会鐘がなる前から、総代さん壮年会役員さんなど、境内の清掃作業にご奉仕いただきました。厨房でも婦DSCF1072人会の役員さんを中心に、早くから元気な声が聞こえてきます。有り難いことです。

DSCF1058午前7時より晨朝勤行にも、40名を越える参拝をいただき、皆さんとご一緒に正信偈を拝読させていただきました。続いて御俗鈔を住職が拝読し、竹田先生のご法話となりました。

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すがすがしいお朝事(晨朝勤行)も終わり、お斎(朝食)となります。朝はバイキング形式で、皆さんそれぞれに楽しそうにいただかれていました。もちろん眞願寺報恩講にはDSCF1109欠かせない名物の納豆汁もおいしくいただきました。

コーヒーをいただき、一息すると、いよいよ満座の準備が始まります。9時には集会鐘が鳴り響き、そろそろ御法中も参集されてきます。門信徒の皆さんもおいでいただきます。玄関では三日間、総代さんがお迎えいただきました。

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DSCF1192_edited-1満日中法要は住職が導師を勤めさせていただき、奉讃大師作法のお勤めでした。登禮盤させていただき、多くの御法中、そして参詣の皆さんのお唱えいただく大きな声がDSCF1144響きわたり、今年も皆さんのお陰によって満座法要をお勤めさせていただいている感謝の慶びが、ただありがたく観無量の思いで、ご法要が進んで行きます。

DSCF1157総代さんはじめ壮年会婦人会地区世話人の各役員には、法要中にお焼香いただきました。三日間の尊いご縁をともにさせていただいた皆さんです。

DSCF1195ご法要も終わり、『御礼言上』が本堂にて行われました。御講師の竹田先生、そして安楽寺様はじめ御法中の皆様への眞願寺代表して満日中法要円成の御礼を申し上げさせていただきました。今年も、観無量の涙の中で御礼申し上げました。あらゆる社会問題も多難ではありますが、お念仏のみ教えをいただきつつ、御同朋の社会を目指していきたい。そして寺内一つとなって来年の報恩講に向かって又明日から歩みをはじめさせていただきますと、結ばさせていただきました。

DSCF1222役員を代表して髙間責任役員より、参詣の皆様へお陰様のご挨拶をいただきました。そして、締めくくりのご法話を竹田先生よりいただきました。ほのかなぬくもりを感じつつ、忘れていたゆるしあえる慶びを、皆さんとご一緒にいただいたご法話でした。

ご法話中より、大雨になりました。御礼言上で涙した私のせいかもしれません(笑)。しかしどなた様も苦言一つ言わずに、雨にぬれつつ後片付けをお手伝いいただきました。

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後片付けも一段落し、午後1時過ぎより、「なおらい」精進落としがおこなわれ、ご苦労いただいた皆様へ、坊守よりご挨拶があり、共々に労をねぎらいました。御講師の竹田DSCF1293先生もお付き合いをいただき、お褒めの言葉もいただきました。

DSCF1266気がつけばあっという間の人生かもしれませんが、生まれてきた慶びをともに味わい、業と欲の深い私でDSCF1250すが、今日の感無量の思いを忘れずにお陰様でしたと感謝の中でなるべく過ごしていきたいと願うばかりです。

 

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