3.11 心を込めて~そして卒業式

大震災より3年の月日がたち、追悼の日をお迎えしました。眞願寺でも午後2時46分に梵鐘をつき、お念仏申させていただきました。

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あれから3年、国をあげての復興が続き、徐々にではありますが、地元に帰られた方もいらっしゃるようですが、まだまだ多くの方々が仮設住宅や避難先での不自由な生活を余儀なくされているようです。大切な家族を失い、家を流され、昨日まできずいてきた生活そのものが失われました。どれほど悲しみと苦しみの中で、今日まで過ごしてこられた事でしょう。あらためて合掌しこころよりお見舞い申し上げます。

DSC04764原発事故により避難を余儀なくされている、福島県浪江町に昨年11月に支援活動で訪れました。避難解除準備地区に指定された現地でも、何もかわることなくこの日を迎えられたようです。福一原発の現地でも、汚染水漏れ事故などが多発し、どこまで作業が進んでいるかも不透明です。そんな帰れるかどうかさえわからずに、非難されている方々の思いは、どんな心境でおられるか、想像も出来ません。

まだまだ予断を許さない、深刻な状況であり、廃炉となって完全に安全になる見通しさえついていないのが「福一」です。又、原発のゴミをどう処分するのかも決まっていない中で、国が各原発の再稼働へと舵を切っている現実が、あまりにも身勝手ではないかと思うばかりです。電気の消費を軽減する政策を国と電力会社、そしてあらゆる企業が研究していくなど、新たな道へ舵を切ることの方が、その事故を反省し未来へ受け継ぐべき私たちの仕事なのではないかと、つくづく思うことです。

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昨日のテレビ放送で、ある中学校の卒業式が放映されていました。祖父母と母親そして弟の4人を津波で失い、仮設住宅で父と二人で今日まで過ごし、中学校の三年間も仮設の校舎で過ごしたそうです。そこには悲しみとさびしさをいだきながら、出来うることを精一杯努力し生きぬかれている姿が映されていました。

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明日13日は娘の江別第一中学校の卒業式です。何とか三年間通学し、学校諸先生はじめ皆さんのお陰で、卒業となりました。人にはまねできない私の人生を、これからどう生きぬくか、何があるかわからない生涯です。これからも精一杯の日を過ごしてほしいと、願うばかりです。そんな思いを込めて『祝辞』も申し上げようと思っています。

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