江別小学校の町探検学習で眞願寺に!

投稿日:2013年6月19日

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6月19日、お向かいの江別小学校の二年生の子供達が、町探検学習ということで眞願寺に来てくれました。当日はいくつかの班に分かれて自分たちで決めたところに訪問する事になっていたようで、眞願寺には2回に分かれて来てくれました。

学校の先生からは前日ご依頼があり、質問があると思いますので、答えてほしいとの話でした。先ずは女の子二人と男の子ひとりの三人組。きちんと挨拶して『宜しくお願いします!』さすが江小っ子、挨拶はいいですね。

SONY DSCさて、ご本堂にご案内。「ここがお寺で一番大切なご本堂ですよ~っ。なぜ大切な場所かわかる?」と、こちらから質問。「え~?」と首をかしげる子供達。「じゃあ、みんなのお家で一番大事なお部屋ってどこ?」と、もう一つ質問。「う~ん。テレビがある部屋かな?どこだろ?」という感じでした。

「このご本堂はね、仏様がいらっしゃるからだよ。みんなのお家にはお仏壇とかないかな?」と聞くと、「あ、うちにある。」というこがいました。「お家で一番大切な場所、それは仏様が飾ってある場所なんだよ。さあ、中に入って近くに行ってみようね~!」

SONY DSC「じゃあ、まず仏様へのご挨拶の仕方からおしえてあげるからね~。このお念珠をあげるから、みんなで手を合わせて~。」子供達は念珠のかけ方というよりは、はじめてさわったような顔してました。合掌と念珠の仕方を教えてあげて、

「さあ、みんなでご挨拶しようね~。なんまんだ~ぶ~」という感じではじまりました。せっかくなのでお焼香の作法も一通り教えてあげました。

「さて、質問聞くよ~。なんでもどうぞ。」

「お寺って何するところですか?」きました。簡単で答るのが難しい質問!その次は「どんな仕事があるんですか?」そして「あそこの仏様ってしんでるの?」っとご本尊をさして聞いてくれました。

子供の素直な質問に答えながら、そういえば、自分は住職としてその仕事をまっとうできているか、反省させられました。そうだったそうだったと、子供から再確認するご縁をいただいたことです。SONY DSC

 それから納骨堂に案内して、「ここにはたくさんの人たちのお骨が納められているんだよ。」「えー!ほね?」「そうそうホネ!みんなにもあるでしょホネ!」「見たい見たい!!」って感じで、「でも見せられないな~。残念だけどね。大切なものだからね。」「なんかきもち悪いな~っ」「そんなことないよ。みんなにもあるホネだし、みんなだっていのちあれば死ぬでしょ?死んだらこうなるんだよ身体はね。」「え~っまじ?」しょぼんとした顔の子供達。「でもね、それは身体のことだけど、私は仏様になって、ご本堂のようなすばらしいお浄土にいかさせていただくんだよ。」「ふ~ん。」「こんどもっとお話し聞きにおいで!楽しいこともたくさんあるし、全然怖いところじゃないよ!」

最後に鐘楼堂で全員鐘をついて「今日は、ありがとーございましたーっ!」「

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ようこそおいでになりました。またきてくださいねー!」「うん!こんどお父さん達、連れてくるネ!」

二組目はご法事のため坊守が対応しました。ここでもけっこう難しい質問がで

たようです。いきなり「何歳ですか?」って子供は見るもの何でも質問です。「ご本堂は何で金色になってるの?」「お賽銭箱に百円玉見える!そういえばお賽銭ってなに?」

放課後、二人の子が再訪問!「すみませーん。違うお友達つれてまた来ました!」と「どうしたの?この子も聞きたいことあるって。いいですか?」「いいよどうぞー!」「あの、お数珠もくれるんですか?」(笑)こどもって正直で可愛いですね。

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DSC00171授業でどんな発表をするのか、聞きに行きたいような気分で、子供達の帰る姿を見送りました。

そんな江別小学校の子供達からお金では買えないすばらしいプレゼントをいただきました。そのご縁の一コマをご紹介しました。