築地本願寺と明西寺の報恩講



恒例になっている11月第2土曜日~日曜日の東京明西寺様報恩講に、今年も参拝させていただきました。昨年の大遠忌事業で境内整備され、きれいになりました。



ご本堂の外陣はすべてイス席になっているため、約70名で満堂になってしまいます。隣の部屋を改造して広げられ、約100名の席が設けられていますが、この日もありがたいことに満堂でした。

午後1時のご法要前に、お齋の接待があります。参拝される皆様に昔ながらのお膳が出されます。もちろん精進料理で、毎年好評の様です。子供の頃はよくこのお膳の準備や後片付けを手伝わされました。塗り物だけに扱いが結構面倒です。しかし、頂戴するときは風情があっていいですね。

ご法要も雅楽入りでにぎにぎしく勤められました。法要後に住職より命じられ、『御俗鈔』を拝読させていただきました。御法話が終わるまで、休憩なしの約2時間半の長時間ですが、皆さんお座りのまま聴聞されていました。

翌日はせっかくなので、築地本願寺の報恩講に参詣させていただきました。文字通り元々海岸であったこの場所に、「地」を築き本願寺が建てられました。その築地本願寺の近隣に同じ宗派の一般寺院も集められ、寺町が形成されましたのが、現在の場外市場の近辺です。



そこに明西寺もあったのですが、関東大震災にて跡形もなくなり、現在の調布に移転したようです。現在も場外市場の中に、一般寺院も残されています。その築地本願寺もこの度大修復がなされ、ご本堂がきれいにととのい、昭和9年に竣工した当時のご本堂がよみがえったのです。10日に記念行事が行われ、11日から16日まで報恩講がお勤めされています。







12日の日中法要に外陣より参詣させていただき、感動の中でお念仏申させていただきました。ご法要には親門様ご出座のもと、教区内の寺院住職さんがたくさん出勤されていまして、なつかしい方々にお会いできて嬉しかったです。内陣・余間・そして外陣の楽人と、総勢100名ほどの僧侶と、200名以上の参詣者で「宗祖讃仰作法」のお勤めでした。そしてこんなに愛らしいお姿にも出会いました。さすが「築地」ですね。

今年のお取り次ぎ報恩講も、この築地本願寺参拝で終わりをむかえ、いよいよ御正忌報恩講(京都・本願寺)をお迎えさせていただきます。数えてみますと20ヶ寺のご寺院の報恩講に参拝させていただきました。ありがたいご縁と感謝させていただいたことです。

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