江別市戦没者追悼法要(遺族会主催)が眞願寺で

10月に入り一雨ごとに秋らしくなってきました。季節の変わり目をむかえ、体調管理が大切な時期でもありますが、皆さんいかがお過ごしでしょうか。

 毎年の秋の恒例行事である江別市遺族会戦没者追悼法要が、今年は眞願寺本堂を会場として、10月10日10時より行われました。この法要は「奉仕寺院」として登録していただいている市内各寺院が会場を持ち回りで行われています。今年は眞願寺の会場となり、市内各宗派のご住職が集い、ご法要をお勤めさせていただきました。今年はご寺院のご都合が合わなかったのか、四ヶ寺の出勤でした。皆さんの日程調整も難しいですね。



ご法要では私が導師を勤めさせていただき、来賓の皆様より追悼の辞をいただき、御遺族皆様にお焼香をいただきました。毎年のことですが、残念ながら今年も市長は来られず、副市長が代務でおいでになられていました。

ご法要の最後に当番寺院の住職(導師)より講話と言うことで、少しお話しをさせていただきました。浄土真宗本願寺派において、毎年9月18日に行われている『千鳥ヶ淵全戦没者追悼法要』をご紹介させていただきました。この法要は悲惨な戦争を再び繰り返してはならないという平和への決意を確認するため、戦争で犠牲になられたすべての方々を追悼し、東京・国立千鳥ヶ淵戦没者墓苑において修行されています。そのご法要には老若男女問わず、多くの学生も参列し、戦争を学ぶ大切なご縁となっています。

 その時に今年も中学生と高校生のすばらしい作文が披露されました。その作文をご紹介させていただき、率直に我々も、今一度認識を新たにして行かなければならない。そして、子や孫の若い世代に、この悲惨な歴史をきちんと伝え、平和の世界をめざしていくこと。そして、戦禍で犠牲になられた多くの方々、わが真宗においては浄土往生され、みほとけとなられた方々のご苦労を偲び、殺し合うことが合法とされる戦争、まさに地獄の世界を二度と起こさないよう、勤めていかなければならない。それにはこのご法要に参拝される方が、年々減少しているが、若い方々が参拝していただけるよう、ご尽力いただきたい」と申し上げさせていただきました。

ご法要の中で『表白』という法要の趣旨や思いを導師として読まさせていただきました。


「『殺してはならない』と仰せられたみほとけの御誡めを破って、武器を取り聖戦の名のもとに戦場に赴かなければならなかった仏教徒たちの悲痛な心を決して忘れることは出来ません。しかし、私どもの多くはそういう犠牲者たちのことを忘れ果てて今日の繁栄に酔い痴れております。」

と申させていただきました。まさしくこの私のことと懺悔しつつ、お念仏申させていただいた、尊いご法要でした。予科練に志願し戦禍に赴き苦労した実父も往生され7年がたちます。その実父の残してくれた「戦争体験記」を近々読み返そうと思っています。

ご法要が終わり、記念講演として『介護予防のポイント』と題し、江別第一包括支援センターより保健師を招き、いつかは必要になる私の問題としてもためになるお話しを聞かさせていただきました。これも大事なことですね。



 

 

 

今年は遅くなりましたが、北海道の大雪山にも初冠雪のニュースが聞こえてきました。鮭の遡上も道内各地で見えるようです。境内の木々も幾分色づきはじめたようです。まもなく紅葉の季節ですね。皆様どうかご自愛いただき、すばらしい秋の季節をお過ごし下さい。

 

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