寒いはなまつりでした(4月8日) はなまつり行進曲

投稿日:2011年4月10日

雪どけも日々進んではいますが、まだたくさんの雪が残る境内で、午前中はつめたい雨の降るなかで、行われましたが、多くの皆様に参拝いただきました。御門徒もたくさんおいでいただきましたが、さすがに「まんまる新聞」さまのお陰で、門徒以外の方もたくさんおいでいただき、お釈迦さまのお誕生をお慶びさせていただきました。

前日の準備では、婦人会の華道部の皆さんが、花御堂のまわりを生華でお飾りの準備をしていただきました。生華の寄贈は北野葬儀社さま、ありがとうございます。又、当日の甘茶の接待は婦人会の役員皆様にお願いしました。皆様のお陰により、お釈迦さまのお誕生をお慶び出来たと、ありがたく感謝です。地震の被災地では「それどころではない」状態が続いています。「できてあたりまえ」ではなく「お陰様で尊いご縁でした」といただいたことです。

「仏事相談」にも多くの方のご質問をいただきました。特に御門徒以外の方が多かったです。近くにお住まいの70才代の男性から、『小さいときに近所のお寺でおそわった、「はなまつり行進曲」をほとんど暗記していたけれど、どうしても4番だけ歌詞がはっきりわからないので、教えてほしい』との問い合わせもありました。子供の頃の思い出って、記憶として残るものですね。幼きころにお寺のにかよっていたことが、今日お寺を訪ねるきっかけとなり、尊いご縁となりました。喜んで4番の歌詞をお伝えし、お釈迦さまの『天上天下唯我独尊』のお話をさせていただきました。どうぞまたおこしください。

はなまつり行進曲
赤尾白嶺作詞・成瀬鉄治作曲) 明治41年

1.昔も昔 三千年 花咲き匂う 春八日(はるようか)
響き渡った 一声は 天にも地にも われ一人

2.立派な国に 生まれいで 富も位も ありながら
一人お城を ぬけいでて 六年(むとせ)にあまる 御苦行

3.円い世界の まん中に 教えの門を うち開き
かわける人に ふりまいた 甘露の水は 限りなし

4.何年たっても 変わらずに 咲いたままなる法(のり)の花
綺麗な一つを 胸にさし 我等もまけずに 励みましょう