三寒四温の境内 ⑥ 新しい法務員さん

投稿日:2011年4月5日

東京からは桜の便りも聞こえてくるようになりました。

日に日に春が近づいているようです。境内の雪どけも進み、松の木元や南向きのところは、土も見えるようになってきました。チュウリップとクロッカスの芽ものびてきましたね。木蓮の枝も芽吹き始めたようです。お彼岸に咲き始めた君子蘭などは満開になりました。明日は娘の江別第一中学校の入学式です。

4月より新しい法務員さんがおいでになられました。今後皆様のお家にも参勤させていただくと思いますが、よろしくお願いします。『この度千葉県市原市から参りました小林正具(こばやしまさとも)です。北海道での生活ははじめてですが、皆様よろしくお願い致します』

 

東日本大震災の経過は、5日午前10時現在死者は1万2321人となり、最も多いのは宮城県の7530人で、次いで岩手県の3592人、福島県の1139人などとなっています。行方がわからなくなっている人は宮城県で6422人、岩手県で4444人、福島県で4477人など計1万5347人だそうです。死者と行方不明者は、計2万7668人となり、16万4589人が避難所での生活を続けおられます。

被災された皆様には、つらく悲しい日々と思いますが、私達もつらく悲しい日々を、送っています。そばで寄り添うことは出来ませんが、日本中、いや世界中の人々が心を痛めています。どうか、どうか、今日という一日を生きて下さい。そして『和顔愛語』の心をいただかれ、その日その日になごやかな笑顔と慈愛ある言葉をお互いにかけあい助け合いながら、お過ごし下さい。きっと東北地方にもあたたかな春がおとずれますよ。皆さんで一日一日ですね。