佛婦・佛壮 合同宿泊研修旅行に参加して 日高町照順寺様より虎杖浜の旅

投稿日:2007年10月13日

佛教壮年会会長 萩原建興

佛教婦人会は、毎年宿泊研修会を実施されていますが、今回初めて壮年会との合同宿泊研修会を10月13日(土)~14日(日)江別~日高町門別・照順寺~虎杖浜・ホテルビュラメール~江別の行程で企画し、壮年会から11名がご一緒させて頂きました。

まず、35名の参加者一同で庫裡(仮本堂)で出発の参拝をして夕鉄バスに乗車。秋晴れの中、高速道路を約100km走り紅葉が進む山々を観ながら日高町(門別町・日高町がH18.3.31合併)・照順寺様を訪問致しました。照順寺様は眞願寺坊守瑞江様の妹(前住職廓悟師の三女)珠江様御一家で6年ほど前に入寺されたお寺で、太平洋を目前に眺めることができる住宅地に位置しております。

参加者一同が本堂にて讃仏偈を読経、ご住職から照順寺のご紹介があり、眞願寺とほぼ同じ年数の由緒あるお寺であること、前浜では今月下旬までのシシャモ漁が最盛期であることなどのお話がありました。その後、庫裡にて照順寺佛教婦人会からお茶・お菓子のご接待を受け歓談、再び約100kmを一路宿泊地の虎杖浜に移動しました。

照順寺様にて

車中では、パリーグ・クライマックスシリーズ第2ステージ、日ハム対ロッテの試合が放映中で、日本ハムが逆転して快勝したのを参加者で祝い合う中、午後5時虎杖浜・ホテルビュラメールに到着。
ホテルビュラメールは、北海道都市職員共済組合の築10年の4階建てホテルで、フランス語「丘から海を眺める」の意でその名のとおり太平洋を一望できる素晴らしい眺め、当日は眞願寺ご一行様だけの貸切でした。

入浴後、照順寺様一行を交えて大広間でリラックスした服装に着替えて夕食、安孫子婦人会長のご挨拶、萩原健様の乾杯のご発声で会食。豪華な海の幸と照順寺様からの差し入れのお酒をご賞味・ご馳走になりながら親睦を深めました。

参加者全員の自己紹介後、テーブル毎の4チームに分かれご住職が用意された難問ばかりの○×クイズで豪華景品を競い合い一次会がお開きとなりました。引き続き場所を移動して二次会でも大勢のご参加で盛り上がり、日付が変わる寸前でお開きとなりました。

ホテルで

翌朝、海岸では多数の鮭がジャンプして大勢の釣人を嗾けていましたが、釣り上げているところは確認出来ませんでした。
9時半にホテルを出発して近くの海産物店で揚げたての蒲鉾、たらこ、魚等のお土産を各自調達、美味しい鱈の三平汁を頂き虎杖浜を後にしました。帰途は、皆さん昨晩の疲れから熟睡している方々ばかり、定刻に眞願寺に着き留守を守った前坊守様方のお出迎えを受けました。
庫裡(仮本堂)で全員無事戻ったことの報告・お参り後、照順寺様からの立派な日高昆布のお土産を頂き解散となりました。

壮年会の宿泊研修は、平成14年の帯広・勝興寺様を訪問して以来の企画でしたが、他の予定と重なった方、不順な天候で農作業が遅れている方などで出席者が少なかったことが唯一残念でした。しかし、いつも大変お世話になっています婦人会との親睦を深めることができたこと、また、日頃の精進がよい人ばかりで、天気に恵まれた楽しい2日間でした。

最後になりましたが、何かと忙しいところ今回の準備・ガイド役をして頂きました当会の鈴木誠事務局長に感謝致します。

合掌