開教百二十五年・寺号公称百二十周年慶讃法要 宗祖親鸞聖人七百五十回大遠忌法要 未来に受け継ごう このお寺を お念佛のともしびを

投稿日:2008年10月10日

ご法要円成ご挨拶

開教百二十五年、よろこびの数え切れない花びら舞う眞願寺ご本堂

9月27日より3日間にわたり、親鸞聖人七百五十回大遠忌をはじめ、開教百二十五周年寺号公称百二十周年慶讃大法要を修行させていただきました。又、法要実行委員会の諸氏の献身的な尽力の賜と、心より御礼申し上げるばかりでございます。

ご法要には3日間ともご本堂よりあふれる門信徒の皆様と、感涙の中でお念仏相続の、ご縁を頂きました。

初日は本願寺帰敬式に引き続き、親鸞聖人大遠忌を修行させていただき、当寺開教時の御門主ゆかりの寺院であられる河内顕証寺ご住職近松照俊師をお迎えし、すばらしい聲明のお勤めをいただきました。ありがたいことでございます。

2日目には庭儀(稚児行列)の時間帯は心配された天候も晴れ渡り、御法中をはじめ50名以上の稚児さんと多くの皆様総勢150名の皆様と共に、参門へとこの御勝縁にあえた慶びを、一歩一歩進まさせていただきました。開教百二十五周年寺号公称百二十周年慶讃大法要には数え切れない華芭(ケハ・紙で作られた花びら)が内陣に散華され、すばらしいお浄土のお荘厳が表現される中、当寺開教時にゆかりある樺太アイヌの方をはじめ、ご来賓の皆様、そして門信徒の皆様総勢300名をこえる参詣者とともに正信偈をお称えさせていただきました。

3日目には何はともあれ、このご縁に遇うことが出来たのは、先ずは多くの先人の方々のご苦労を偲ばずにはいられません。開基住職であられる平田大意師をはじめ、歴代住職坊守様の追悼、前住職二十三回忌前々坊守三十三回忌のご法要を安楽寺様御導師の元、お勤めいただき、開基以来の門信徒の皆様のご苦労も偲び、総追悼法要を修行させていただきました。

3日間にわたり御法話いただいた清岡先生の、懇切丁寧なるお取り次ぎをいただき、ありがたく過ごさせていただいた3日間でありました。

又この度の事業には多くのご門徒のお力添えをいただき、眞願寺奉讃会を設立し、この大法要をはじめ各事業が進められてまいりました。参門の新設やご本堂の金箔彩色工事をはじめ、新納骨堂建立や未來へ受け継ぐべく永代納骨所「一處廟」の新設など、立派になった境内地の各所からは、皆様のご墾念そのものが、そのすばらしさを浮き立たせ、お浄土のお荘厳がととのうことが出来ました。ありがたくただ感謝申し上げるばかりでございます。

今日より後は、この慶びを心に刻みつつ、一人でも多くの方が、このすばらしい眞願寺においでいただき、真実のみ法に気づき、お念佛をよろこぶ人生をおくる機縁となっていただけるよう、有縁の方々のご指導をいただきつ、住職として所懐を全うしていく所存でございます。

合 掌
平成20年10月10日

廣間山眞願寺
第五世住職 石堂了正

集合写真

初日(平成20年9月27日)朝、実行委員会皆様で集合写真
おはようございます3日間よろしくお願いいたします

集合写真

稚児行列が終わり、御法中とお稚児さんの集合写真
なかなか大変でした。撮るまでが…。