坊守から・令和2年9月


 キラキラ光る星を久しぶりに見ました。
 流星群が見えると予報があり、娘と住職3人で外に出ました。
 小学生の頃、勉強が得意の姉と夜空を見上げ、星の動きを教えてもらったことを懐かしく思い出しました。肉眼でははっきりと流れ星は見えませんでしたが、広大な夜空と無数の星。しばらく見とれていたせいか首が痛くなりました。
 親が亡くなったときの子供に言う例え話に、「亡くなったらお星様になっていつでも見ていてくれるんだよ。寂しくなったら空を見上げるんだよ。」と聞いたことがあります。気分が落ち込んだときには家から出て外の空気を吸うだけでも気分が良くなるので、気分転換の意味もあるのでしょうか。励ましの気持ちが伝わってきます。
 仏教では、先立たれた方はお星様ではなくお浄土にと教えていただきました。私もいつの日か必ずいくと。寂しいけれどその日まで大事に過ごせるよう自分との戦いになりそうです。
 外は急に秋風になりました。今年はおうちで手を合わせる方も多いのかもしれません。
どうぞお大事にお過ごしください。