第2回 住職講座 法要体験と法宝物展示会

5月に引き続き今年第2回目の住職講座を7月16日に行いました。去年好評だった法要体験を今年も取り入れ、普段は入れない内陣余間に皆さんお座りいただきました。親鸞聖人ご命日の法要は往生礼讃初夜偈を、皆さんとご一緒にお勤めしました。

お浄土を表現している内陣などでは、私語を厳禁、金箔や飾り物には手を触れないなどの注意をされてから、緊張気味に入場着座され、合掌礼拝されていました。

行事鐘の音の中、僧侶が入場し導師が登礼盤作法しました。間近で見る内陣の様子は、いつもと違ってとてもよかったようです。見られている私たちもとても緊張しました。いつもの参拝席よりは暗めになっている余間では、経本も見づらかったと思いますが、難しい礼讃を、皆さん大きな声でお勤めされ、内陣に聲明が響き、お浄土の荘厳素晴らしく感動的でもありました。導師を勤めつつ胸が熱くなりました。

法要も終わり、礼讃偈と法宝物について簡単に説明しました。まずは平素は第一納骨堂の本尊としてご安置してある阿弥陀如来ですが、たまたま納骨堂の改修工事もあり、余間に御安置してありましたので、皆さんの直前に遷座し、お姿や印相などから、如来のお心をお伝えしました。

また、本願寺の仏師である元禄期に活躍した渡辺康雲の印と拝見と書かれた足裏をご覧いただきました。また蓮如上人の御染筆六字名号があるなど、札幌別院の壱番目の布教所であった眞願寺が北海道開教の重要拠点だったことがうかがえます。また別会場に展示した諸々の法宝物について、わかる範囲で説明をしました。

休憩を挟み各々展示会場の二階御殿と広間にご移動、見学していただきました。報恩講などの行事で使われる客僧室の御殿と広間に、所狭しと「親鸞聖人熊皮の御影」「蓮如上人六字名号」「明如上人御影」「廣如上人御影」「親鸞聖人御絵伝」「地獄絵」「本願寺二十三世勝如上人御染筆」や多くの掛け軸、経典、記録書、茶道具、絵画、前住職の装束、記録写真など、皆さん昔を懐かしまれながら、ご覧になっていました。

この展示会には準備に時間はかかりましたが、あらためて多くの先人先達が伝えてくださった今日の眞願寺であることを再確認し、そのご苦労に感謝させていただいた、尊いご縁となりました。

 

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