お陰様で婦人会100年をお祝いして②

投稿日:2017年12月11日

ご法要も終わり、会場を広間に移動していただき、式典と祝賀会が行われました。130名を超えるご来賓と参加者だっただけに、会場も手狭となり、廊下やロビーまで広げての開催となりました。

司会は役員の月田さんが担当され、午後1時に開式の辞から始まりました。先ずは「仏教婦人会綱領」を役員の河合さんが調声され、皆さんご一緒に唱和しました。

会長(実行委員長)の式辞では、お陰様で100年という記念すべきご縁をいただいた感謝の言葉、安楽寺様にはご住職の記念法話はじめシャンティの素晴らしい歌を披露してくださったこと、院内の各役員皆様がご臨席いただいた御礼、そして当会も年々会員の減少と高齢化していく現状ではあるが、新たな会員の入会や未来に向かって会のあり方も、ご住職はじめ皆様のご指導のもと、会員同士で話し合っていきたいと、ご挨拶されました。

眞願寺への記念品として立経卓二台を寄贈いただきました。これで昨年壮年会20周年で寄贈されたものとあわせて四台となり、内陣でお揃いで使用できるようになり、ありがたいことです。ご協力いただいた奥山仏具店様にも御礼申し上げます。

また、この度の100年を記念して、会員式章を新たにさせていただきました。眞願寺開教125周年で制作したイチョウをイメージしたオリジナルのものを色を変えて作りました。ご協力くださった川勝法衣店様に御礼申し上げます。いいですねーと皆さんより好評をいただきました。

ご本山より連盟総裁大谷流豆美様より表彰状を札幌組副委員長横湯誓之様より、総裁様のご祝辞を相焼香安楽寺様の坊守横湯瓔子様よりそれぞれ伝達いただきました。

住職の祝辞では、この度の行事では何から何まで安楽寺様にお世話になった御礼、ご法要では会員の皆さん全員が参加されるご法要に坊守の導師という新たな試みがとてもよかったこと、そして100年の歴史を顧みつつ、ご本堂余間に奉献されていた会員物故者のご苦労と熱意があったからこその今日であること、そして未来へ向けて益々出来ることを役員さんと語り合いつつ、歩んでいくことを申し上げました。

髙間責任役員の祝辞でも、初代会長の石崎ヨシさん以来お寺にとってなくてはならない婦人会の皆さんが、日夜お寺に通いご奉仕いただいたからこそ、今日の眞願寺がある。これからも是非とも会員皆さんのご協力とお念仏がひとりでも多くの方に広まっていくことをお願いされました。

祝電と祝儀のご披露があり、式典は終わり引き続き祝賀会となりました。冒頭のご挨拶と乾杯を壮年会会長の徳永俊司さんより、「開教135年という眞願寺の歴史の中で、開教30年頃の、まだ大変な時代にこの会を作られたご苦労は、計り知ることは出来ないが、眞願寺護持発展の為、そしてお念仏繁盛の為に心血をそそいでくださったのでしょう」とご挨拶いただき、乾杯しました。

笑顔あふれつつ和やかな中に宴もすすみ、テーブルスピーチをいただきました。安楽寺総代の粟井幸子さん、眞願寺総代の木村弘さんはじめ、歴代会長の髙間美喜子さん、安孫子泰子さん、法務員代表で鈴木彰さん、前坊守より懐かしい話や想いでを語っていただきました。

 

 

 

最後に住職より会員の中で100歳で出席されている進藤ときさんを紹介され、会場より割れんばかりの拍手をいただかれました。

宴も酣となり、最後は坊守より締めのご挨拶と乾杯で、発会創立当初は当寺の坊守が会長を兼務していた事を紹介し、あったこともない曾祖母のご苦労と実行委員会皆さんの労に感謝しつつ、杯を上げました。

午後3時、天候も落ち着いた中、参集いただいた皆さんをお見送りしました。ともに盛会であったことを喜びつつ、なごやかにお茶をいただきました。

希有のご法要に感謝し、尊い一日が暮れゆきました。合掌

追記

前日の準備作業・献花と法要・式典祝賀会・それぞれの習礼と、皆さん一生懸命に作業していただきました。そのご苦労とご尽力にただ頭下がるばかりです。ありがとうございました。

 

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