秋の行事 ⑤ 報恩講 満座 そして得度奉告法要

投稿日:2017年11月1日

早11月を迎えました。30日は台風の影響もあり、江別市でも遅く雪が降り、風も強い日となりました。綺麗だった紅葉も吹き飛んで、落葉はきもピークを迎えてきました。新調した竹箒、なかなかいいです。笑。

そんな中、24日は婦人会と有志の方により、境内のプランター片付けと落葉はきにご奉仕くださいました。皆さんありがとうございます。これから11月は冬支度の時期ですね。名残惜しい紅葉も最後です。

 

 

 

さて、ひと月前になりましたが報恩講三日目。9月30日は早朝5時半頃より総代さんや壮年会・婦人会役員さん達がお越しいただき、境内清掃・お齊準備にご奉仕いただきました。ありがたいことです。

晨朝勤行は午前7時より、光明寺住職さんの調声により、正信偈六首引和讃は「五十六億七千万」のお勤めでした。早朝より50名の参拝をいただき、今日も朝を迎えさせていただいたことを感謝しつつ、最終日の朝、お念仏申させていただきました。

引き続き「御俗鈔」は恒例で当寺住職が拝読させていただきました。蓮如上人のお言葉を私のことと拝聴し、益々「真実信心・報恩謝徳の御仏事と」報恩講最終日を過ごさせていただこうと、心新たにしました。そして加藤氏の布教をいただきました。

朝のお齊は、恒例の納豆汁とバイキングです。婦人会と当番地区の皆さんが一生懸命に用意していただいたたくさんのお料理を、おいしく頂戴しました。

いよいよ満日中法要です。10分前に本堂横控室に装束つけられ出勤される方がおそろいになり、上山会奉行よりご法要の説明がありました。導師は当寺住職が大逮夜法要の導師された安楽寺住職と同様礼装第一種で出勤です。

10時、行事鐘が鳴り響く中、住職長男の廓成氏が外陣正面に黒衣黄袈裟にてひとり外陣に入堂。この満日中法要の後で本人の得度奉告法要があるので、緊張した面持ちで出勤です。

雅楽の演奏がはじまり、結衆そして導師の入堂。祖師前焼香し登礼盤。親鸞聖人の報恩講にあたってご法要をお勤めする旨、尊前に申し上げ、一同皆さんとご一緒に感無量の思いの中で正信偈のお勤めをさせていただきました。

70名以上の参拝となりましたが、例年大逮夜法要に比べ、少なくなるのが残念です。しかし参拝いただいた皆様には焼香いただき、すばらいい御縁にあっていただけたと思います。

ご法要も終わり、今年は特別にもう一座「得度奉告法要」を有縁のご法中皆さんとお勤めさせていただきました。

外陣正面で調声を廓成氏が、両脇に住職・相焼香の安楽寺住職様そしてご法中みなさんと、讃仏偈をお勤めし、仏祖に得度の奉告をさせていただきました。

法要が終わり「御礼言上」を住職より申し上げました。今年も報恩講をお勤めできた喜びと、明年の報恩講に向かって、明日より門信徒皆様と念仏相続の道を歩みつつ、寺門興隆に努めていく旨を申し上げました。また、今年は春に娘が秋に息子が、それぞれ得度し仏祖にご奉告できたこと、何よりの御縁とありがたく感謝申し上げました。ちょうど10年前の開教125周年の法要テーマであった「未来へ受け継ごうお念仏をこのお寺を」が少しづつ進んでいるとこ、しかしながらまだまだ未熟で愚息故、皆様の叱咤ご指導いただけるよう、お願いし、最後は皆さんご一緒に恩徳讃を唱和しました。

終了後、髙間専造責任役員よりご挨拶と、得度のお祝いとして、門信徒皆様からお祝いの目録をいただきました。長い年月をお勤めいただき、念願であった住職の長男が僧侶になられたことは、とてもありがたいこと、これからもっと学んで、素晴らしい僧侶になり、眞願寺第六世となって欲しいとお言葉をいただきました。

ご法要も終わり、最後のご法話を皆さんご一緒に聴聞させていただき、お陰様で無事終了となりました。

ありがたいことに、役員も皆さん後片付けのご奉仕をしてくださいます。ご本堂はじめ、境内全般、お疲れのことと存じますが、涙が出るほどありがたいです。

最後に布教使の加藤氏をお見送りし、「なおらい」の始まりです。感謝・感謝、反省すべきことも反省しつつ、おいしいビールをいただきました。久しぶりにご夫婦でおいでいただいた内藤さんにもご挨拶いただき、来年は住職に就任されるとのご報告もいただきました。御幸さんも開教使としてブラジルに赴任されたし、御縁いただいた方々からの報告はとてもありがたいことですね。さてさて、息子や娘も・・。

 

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