伝灯奉告法要 第二十五代専如門主

宗祖・親鸞聖人があきらかにされた「浄土真宗のみ教え」(法灯)が、聖人から数えて第二十五代となる専如ご門主に伝えられたことを、仏祖の御前に告げられるとともに、お念仏のみ教えが広く伝わることを願い、伝灯奉告法要が平成28年秋から29年春にかけて一日一座、八十日間勤められます。
眞願寺では第一班が平成28年10月22日~25日、第二班が平成29年5月12日~14日、壮年会が第一班と参拝日をあわせ平成28年10月23日~24日、とそれぞれ団体旅行を企画しました。第一班そして壮年会の団体旅行を終えましたので報告します。尚、第二班はこれから参加者の募集が行われます。


本願寺御影堂の内陣御真影様と五具足

御影堂外陣晨朝勤行の様子

眞願寺団体参拝旅行 京都本願寺伝灯奉告法要参拝と広島参拝の旅


伝灯奉告法要には国内外から多くの方々の参拝があった。当寺の団体参拝旅行のメインも、伝灯奉告法要への参列である。
初日の広島平和記念公園と本願寺広島別院参拝、二日目の宮島見学と妙専寺参拝、そして三日目は姫路城見学の後に、いよいよ本番の伝灯奉告法要への参列である。すでに到着していた壮年会の方々と合流し、総勢は31名となる。
親鸞聖人から歴代宗主のもとに脈々と受け継がれてきた念仏の尊さをしっかりと受け止めて、御影堂の指定の席に着席する。前方中程のまさに優先指定席のようである。すでに当寺住職は、法要出仕のために出向かれて姿はない。
この法要では特別な荘厳(お飾り)が施され、御真影(ごしんねい・親鸞聖人像)正面の前卓(まえじょく)には、五具足(ろうそく立一対、花瓶一対、香炉)のほか、供物は紅白の餅が盛られている。ろうそくは特大の碇型の朱ろう、仏華は松だけで制作した特別な立花様式であり、ただただ目をみはるばかりの荘厳である。
法要は雅楽が奏でられる中、紫衣に緋色の五条袈裟を着けられたご門主が入堂され、登礼盤されたご門主に合わせて、お念仏の声が堂内に響きわたった。
法要に引き続き、「伝灯のつどい」が行われ、ご門主ご夫妻とお子様たち、前門主ご夫妻もお揃いで登場され、参拝者たちは心あたたまるひとときを過ごした。
宗祖親鸞聖人のご遺徳を偲びつつ、お念仏申す人生をいただいたことを、深く味わせていただいた旅行であった。合 掌

衆徒 釋 彰 響(鈴木 彰)






団体参拝旅行に参加して


10月22日から10月25日(3泊4日)21名の旅行は眞願寺ご本堂での朝の参拝から始まった。
眞願寺とのご縁で生前の両親も京都本願寺にて帰敬式で法名を拝受していました。両親を見送り眞願寺とのご縁も多くなり、また定年を迎え心に余裕もでき、久しぶりの本州旅行を楽しめるかと夫婦で参加致しました。
37年振りの「本願寺伝灯奉告法要」とありがたい機会に私共も「帰敬式」を受けてみようと参加しました。
広島県の地は初めての旅行。初日はなんとプロ野球日本シリーズ開幕日。広島カープと日本ハムとの初戦で敵地に乗り込む感じ、日本ハムファンとしては赤ヘル軍団に押し負けそうでした。御尊父様が広島出身でファンでもあるご住職には申し訳ないですが、旅行者のほとんどは日本ハムファンでした。さてさて、きになる結果は・・・(10月29日に日本ハムが4勝2敗で日本一に)
旅行は広島平和記念公園・原爆ドーム・資料館見学、2日目に宮島の厳島神社見学、妙専寺(眞願寺 石堂了正ご住職の御尊父の実家)参拝・前ご住職のご法話、3日目に世界遺産の姫路城見学と急ぎ足ではありましたが十分楽しめました。
旅行もいよいよ本来の目的である京都西本願寺「伝灯奉告法要」と「帰敬式」と厳粛かつ緊張感の中で執り行われ、第25代専如ご門主様より直接「おかみそり」で触れていただき背筋がピーンと張ってくるのを感じました。終了後、ご住職より「おめでとうございます」と私に「釋智篤」妻に「釋淨登」と私共の望んでいた法名を拝受しました。
命が終わってからではなく、生きている「今」受式し、心新たにお念仏を喜ぶことなのかと、一気に緊張が解けたような気がしました。知らない、分からない、で通してきた私共だけに教わることが多い「帰敬式」でありました。
4日目(旅行最終日)には大谷本廟を参拝・納骨、清水寺を見学後、一路伊丹空港へと帰路に着き、眞願寺ご本堂に到着のご報告を申し上げ参拝後、散会しました。今回の旅行で心の糧を膨らますことができ日々を大切に過ごし今こうしていられることに先祖と両親に感謝しながら生活していこうと改めて自覚しました。ご住職、坊守さんのお気遣いもあり、また、旅行参加者と和気あいあい、大いに笑っての4日間、眞願寺との御縁も若い時よりも年を重ねて一歩ずつ理解できてくることがよろこびになるような気がします。
本当に4日間ありがとうございました。

釋 智 篤 (大山篤人)








川柳 絵手紙

寺巡り心の棘が抜けていく
本堂の巨大なおりんで身が締まる
本願寺朝の境内深呼吸
平和問う原爆ドーム世界の目
古寺訪ね歴史を繋ぐ苦労知る
妙専寺ニッカ竹鶴と繋がった
声出して食事挨拶日日感謝
旅の宿上げ膳据え膳に主婦忘れ
住職さん旅途中でも次の案
坊守さん気遣いうれし笑顔添え

釋 淨 登(大山登美子)