春のお彼岸に 得度報告

投稿日:2017年3月29日

20日の中日は朝早くから婦人会と壮年会の皆様のご奉仕をいただき、なごみ食堂の準備がはじまりました。厨房では婦人会役員皆様によりおうどんとお蕎麦の準備が進み、広間では壮年会役員の皆様が会場の設定そしてご本堂の法要準備に眞願寺オリジナルのエプロン姿で、はりきっていただきました。

11時半よりなごみ食堂スタート。おいでいただいた老若男女皆さん、今年も笑顔で「おいしかった!ごちそうさま~!」と声をかけてくださいました。

お腹も落いた皆さん、12時半頃にはご本堂がほぼ満席になりました。13時の法要までの時間を利用して、一口法話が法務員さんよりありました。今回は竹澤拓弥氏が担当し、お彼岸の意味とご法要について説明があり、参拝される皆さんもうなずきつつ聴聞されていました。

外陣の大太鼓も堂内響き、13時より彼岸会法要が始まりました。この度高校を卒業し、新たな道を進む住職長女石堂礼華氏が、3月15日本願寺御影堂にて得度式を受け、第25代専如御門主様より度牒を拝受し、このご法要にて奉告法要を兼ねてお勤めしました。

住職・法務員と共に黒衣とご本山でいただいた黄袈裟をかけ内陣に出勤し、ご法要の最後に、内陣正面にて焼香し仏祖に得度奉告いたしました。

住職御文章拝読の後、眞願寺門信徒代表して髙間責任役員よりお祝いの言葉と記念品をいただきました。

いただいたばかりの輪袈裟に着替え、本人より御礼の挨拶があり、高校を卒業し僧僧侶とならさせていただき、新たな道に挑戦していくことなどをふまえ、皆さんに御礼を申し上げました。余間からその姿、このご縁、そして御門徒皆さんからの拍手を聞かさせて頂き、何よりも尊いことと頭が下がるばかりでした。

御法話は住職ということで、江別第一中学校の御堂演奏もこの後ひかえていると言うこともあり、30分間のお話をさせていただきました。「自信教人信~」善導大師のお言葉をいただき、「得度」の意味や領解文のお話をしつつ、あっという間の30分でした。ご本堂をあふれて廊下でも参拝いただく中、最後まで聴聞下さいました。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください