坊守から・平成28年9月

28-01 今年の8月21日(前住職の祥月命日) は台風の影響で強い雨の降る日でした。
 毎年かかさず来てくださる叔母達。そして珍しく私達5人姉妹が揃い、総勢19名で賑やかにお参りをさせていただきました。
 父が昭和62年満46歳で往生してから毎年お盆過ぎのこの日に集まり、お互いの近況や思い出話に花が咲きます。
 「あと10年経ったらいったい何人になるんだろう」と義兄の言葉に皆笑ったことでした。
 亡くなった父は46歳で時が止まっています。当時は悲しみが大きすぎて、母をはじめ私達は父のことを話すことが出来ない日々を何年か過ごしていました。「お寺は忙しくて嫌だ」と一番反発をしていた私が坊守となり、紆余曲折しながらいつのまにか父の年を越えていました。
 ふと数えると29回目の命日。あと何回父の命日をお参り出来るでしょう。また来年も皆で集まれるかなぁとしみじみ思い、今年の盂蘭盆会で親鸞聖人のお手紙のお話をしていただいたことを思い出しました。
 「浄土にて かならずかならず まちまゐらせ 候ふべし」
不思議なご縁を感じつつ尊い一日となりました。

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