開教125周年記念事業

山門の青森檜葉(ひば)材、札幌に到着する 平成19年3月

開教125周年事業の中で、山門の新築が計画されております。その工事は5月ごろから始まる予定で準備が進んでおります。その柱4本が札幌の工場に到着し、最終磨きを行う段階となりました。
先日住職はじめ設計事務所の金安氏らと視察をしてきました。

4本の柱は2本が丸柱で正面側になり、2本が角柱で本堂側になるようです。青森の山林から10年ほど前に切り出された檜葉で、今まで寝かされてきたものだそうです。倉庫に入るといい香りがするのと同時に、すばらしい真っ白な丸太と角柱が横たわっていました。この柱が境内に立つ日を想像しつつ、原木のいのちの尊さに感謝申し上げました。そして、13年前まであった当寺の旧本堂の正面にあった蟇股(かえるまた)と獅子の木鼻を新築する山門にふたたびお目見え出来るか検討しております。そしていつまでも眞願寺の参詣者をあたたかな目でお迎えしてほしいと、願うばかりでした。

▲このページのトップヘ

開教125周年記念事業趣意書 平成18年1月

明治17年、現在の対雁の地に開教されたこの眞願寺も、お陰様で開教125年・寺号公称120周年を平成20年(2008年)に迎えさせていただくこととなりました。開教当時は屯田兵の入植と重なり、開墾の時代でありました。その地に本願寺札幌別院の説教所として「対江説教所」が建てられ、平田太意師が、別院より開教の任務に当たられました。以来125年の歳月が過ぎ、今日を迎えさせていただきました。

今日まで、歴代住職をはじめ、多くの衆徒・寺族そして門信徒の先人の方々が、眞願寺のために、並々ならぬご尽力をいただいてきたことでしょう。その御努力のお陰によって、今私たちがこの眞願寺でお念佛のみ教えをいただくことができるのです。

本山本願寺では、平成23年に宗祖親鸞聖人750回大遠忌法要をお迎えすべく準備が始まっております。眞願寺では、この大切な節目を迎えるに当たり、宗祖親鸞聖人の750回大遠忌お待ち受け法要をともにお勤めし、宗祖親鸞聖人のご恩に感謝し、又多くの先人のご苦労に感謝し、法灯を未来へ受け継ぐべき大切なご法要にさせていただければと、実行委員会である「眞願寺奉讃会」を平成17年3月に結成し、意を新たにさせていただきました。

今日の時代は、日々めまぐるしく変化し、世界中で戦争や経済不況そしてあらゆる災害があとを絶ちません。IT産業を代表するように、科学や技術そして医療は常に進化し、逆に地球環境は日に日に悪路をたどっています。又、核家族化と少子高齢化が進み、あらゆる事件も残虐さを深め、親と子・夫と妻といった身近な関係での事件が跡を絶ちません。

本願寺即如御門主は親鸞聖人750回大遠忌の御消息で「人々の悩みや思いを受けとめ共有する広い心を養い、互いに支え合う組織を育て、み教えを伝えなければなりません。あわせて、時代に即応した組織機構の改革も必要であります。各寺各地で勤められる大遠忌法要を契機に、その地に適した寺院活動や問信徒の活動を、地域社会との交流を、そして、寺院活動の及ばない地域では、一層創意工夫をこらした活動を進めて下さるよう念願しております」といわれました。

「いのち」を中心に「家族」や「環境」そして「平和」の問題は、私たち人間社会においてもっとも大切な課題であり、生涯かけて取り組まねばならないことでしょう。その根底にあるのがお念佛のみ教えであります。そのみ教えに問いながら、私たちの眞願寺を子や孫に残しうるために、又一人でも多くの方にお念佛のご縁がとどきますように、開かれた眞願寺をめざし、「未来に受け継ごう  このお寺を  お念仏のともしびを」を開教125周年のスローガンとし、記念事業を行わさせていただくことになりました。

時節柄経済的に困難な今日ではありますが、この趣旨のご理解とご賛同をいただき、浄財のご進納と益々のお念仏ご相続をお願いする次第でございます。

門信徒の皆様へ

合 掌

平成18年(2006年)1月22日

浄土真宗本願寺派  廣間山眞願寺
  第五世住職 石堂了正
眞願寺奉讃会 委員長 間専造
眞願寺奉讃会 一同

眞願寺奉讃会結成式・平成17年3月5日

▲このページのトップヘ

記念事業の概要

一、法要行事

  1. 眞願寺開教125周年・寺号公称120周年慶讃法要
  2. 宗祖親鸞聖人750回大遠忌御待受法要
  3. 帰敬式(本願寺より御執行予定)
  4. 記念イベント等

二、記念誌発行

開教125周年を記念し寺史を編纂し、この度の記念法要などの事業報告をふまえ、法要後2年以内に発行を予定いたします。以前は開教90周年を記念して発行しています。

三、寺務所改築及び庫裏増改築

既存の庫裏(鉄筋コンクリート2階建て昭和54年新築)を将来的展望と高齢化に即したもの、そして新納骨堂との関係をふまえ、門信徒の皆様によりよく使用していただけるように、増改築をさせていただきます。

  1. 寺務所・法務員室を設置
  2. 厨房及び和室(葬儀控室等に使用)を新設
  3. トイレ・玄関ホールなどを改築しバリアフリー化
  4. 本堂にエレベーターを新設
  5. 暖冷房等の空調設備・マイク設備などの見直し
  6. 住宅一部改築

四、境内地総合整備

隣接地買収によって得られた土地を生かし、総合的に境内全般を見直し、参門と参道の新設をはじめ、整備させていただきます。

  1. 参門の新設と参道の整備
  2. 鐘楼堂の老朽化に伴い、移設改修工事
  3. 親鸞聖人石造の移設と庭園の整備
  4. 車庫倉庫の新設と駐車場の整備
  5. 全般的な植栽とスロープなどの整備

▲このページのトップヘ

関連事業の概要

一、護持会事業

門信徒の皆さまには、毎年年会費として護持会費をお納めいただいております。その運営積立金会計より記念事業の一環として、現状の護持に関わる工事などをさせていただきます。

一、本堂内陣金箔工事
新築時(平成6年)には内陣の材木が乾燥し、柱などがひび割れなど、破損が心配され10年間の期間が必要とされました。ご本堂の最終工程である金箔塗工事をさせていただきます。
二、本堂防水工事及び外装工事
築10年が過ぎ防水及び外装の改修が必要のため、行います。
三、庫裏屋根銅板葺き及び防水工事
屋根の破損が激しく、又防水も10年が過ぎ、改修が必要のため行います。
四、隣接地買収
境内北側の土地110坪を境内地駐車場として岡田氏より購入いたします。

※護持会事業は護持会運営積立金より支出いたします。

二、納骨堂事業

一、新納骨堂の建設と申込受付

平成6年に新築させていただきました納骨堂(本堂の地下、仏壇付納骨所合計約400墓)も、希望者が多く残りわずかとなりました。
新納骨堂の建設も門信徒の皆様よりご要望が多く、北海道という地域的な事情や将来的なご要望も見込まれるため、増築させていただきます。RC造地下1階地上3階建てで、2、3階を新納骨堂に。1階は厨房と葬儀などの控え室、業者の搬入口。半地下を「一處廟」〜既存の納骨堂への連絡、地下を倉庫とし、エレベーターを設置いたします。

この度新納骨堂の仏壇付納骨所(永代使用)をご要望の方は、お申し込みいただきたいと思います。尚、新納骨堂の納骨団使用開始は平成19年春を予定しております。詳細、お申し込みは別紙にてお願い致します。

RC造地下1階地上3階  総面積  247.85坪
2階3階の仏壇付納骨所合計は  約320墓

二、永代納骨所「一處廟(いっしょびょう)」の建設と申込受付

別棟(既存の納骨堂と新納骨堂の間)に、永代納骨廟である「一處廟」を建設いたします。ここは御往生より後1年未満に合葬させていただくか、お約束の一定期間(17年間か33年間)骨壺そのままで預かり、その後は合葬させていただきます。所定の冥加金でご生前よりお約束でき、その後の管理費等は一切不要です。永代にわたってお寺でお預かりさせていただきます。尚、「一處廟」は新納骨堂と同じく開始平成19年春を予定しております。現存の納骨堂(本堂地下)からの移設も可能です。詳細、お申し込みは別紙にてお願いいたします。

全体配置図(イメージ)

全体配置図(イメージ)
大きい図面をご覧になる際はこちらをクリックしてください。